エネルギー源となるブドウ糖

甘酒に豊富なブドウ糖は、エネルギー源となる糖質の一種です。脳のエネルギー源でもあります。糖質が不足すると、疲労感や集中力の低下につながります。

ブドウ糖は、同じくエネルギー源となるたんぱく質や脂質よりも早くエネルギーに変換されるため、すばやい補給が期待できますよ。(※5,6)

夏バテ対策に甘酒を飲むときのポイント

ポイント

  1. 温かい甘酒を飲む
  2. 飲むタイミングは朝食後がおすすめ
  3. 飲む量は一日120~200mlを目安に

温かい甘酒を飲む

夏バテ対策で甘酒を飲むなら、温かくして飲むのがおすすめです。夏は冷たい食べ物や飲み物を選びがち。冷たいものの摂り過ぎは、自律神経を乱して消化機能の低下や疲れを招きます。夏バテ対策には、常温もしくは温かい飲み物や料理を意識して取り入れましょう。(※4)

飲むタイミングは朝食後がおすすめ

朝は、ブドウ糖がほとんどなくなっている状態といわれています。ブドウ糖は、体にためておくことができないためです。

甘酒を朝食後に飲むと、脳の活性化やエネルギー補給につながります。ただし朝食を甘酒だけで済ますのは、血糖値が上がってしまうおそれがあるためおすすめできません。(※2,7)

飲む量は一日120~200mlを目安に

甘酒は栄養豊富といっても、飲み過ぎには注意が必要です。栄養素の吸収が速く、血糖値を急激に上げやすいため、摂り過ぎは肥満の原因になりかねません。一日に飲む量は120~200ml程度を目安にしましょう。(※8)

夏バテ対策には生活習慣が重要!

甘酒の栄養が夏バテ対策に役立つとお伝えしましたが、甘酒を飲めば夏バテにならないというわけではありません。

夏バテ対策のために生活習慣を見直して、しっかり睡眠時間をとって生活リズムを整えたり、バランスのよい食事を摂ったりしましょう。また、体力を維持するための適度な運動や、冷やし過ぎない適切な冷房の利用が大切です。(※9)
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