熱中症対策にスポーツドリンクはあり？ポイントと注意点を知って取り入れよう (2ページ目)

運動や労働のように、屋外で大量に汗をかく場面にもスポーツドリンクは適しています。外での作業中にめまいやこむら返りなどの症状をおぼえたら、すでに熱中症かもしれません。涼しい場所に移動して体を冷やし、塩分と水分を補給しましょう。（※1）

スポーツドリンクで水分補給するときの注意点

飲み過ぎると太るおそれが

汗をかいたときや運動時の水分補給としてスポーツドリンクを利用するのは問題ありませんが、汗をかく運動をあまりしない人や活動量が低い人が取り入れるのは注意が必要。

スポーツドリンクに含まれる糖分や塩分を摂り過ぎるおそれがあります。糖質の摂り過ぎは肥満の原因になるため、取り入れる場面に気をつけましょう。（※1,3,6,7）

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脱水症状があるときは注意

脱水症状には、スポーツドリンクよりもナトリウムやカリウムなどの濃度が高い、経口補水液が適しています。病的な脱水時には、スポーツドリンクを飲むと、血中のナトリウム量が低くなってしまうおそれが。

経口補水液は軽度～中等度の脱水時に、水分と電解質の吸収を速める組成となっており、速やかに補給できます。（※1,8）

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熱中症とスポーツドリンクについてのQ＆A

Q. スポーツドリンクと経口補水液ならどっちがおすすめ？

A：日常生活での汗をかいたときの水分補給にはスポーツドリンク、脱水症状がみられるときには経口補水液を利用しましょう。

日常的な水分や塩分の補給には、スポーツドリンクがおすすめです。脱水症でない場合には、経口補水液は水分補給として適していません。（※1,9）

Q. アクエリアスとポカリスエットならどっちがおすすめ？

A：低カロリー・低糖質なのはアクエリアス、カリウムや塩分が多いのはポカリスエットです。

どちらもミネラルや塩分を含み、適度な糖分を含むため吸収されやすく、水だけの摂取よりも水分バランスを保つのに優れています。味わいも異なるため好みでもありますが、低カロリーに抑えたい方はアクエリアス、ミネラル補給をしたい方はポカリスエットを選んでみてはいかがでしょうか。（※10,11,12）