2週間でこんなに差が出る！？大葉保存の驚きの裏技とは

Photo by 稲吉永恵

大葉はしおれたり黒んずだりしてあっという間に傷んでしまうのが難点です。湿らせたキッチンペーパーで挟む、ラップで包むなどさまざまな保存方法がありますが、野菜ソムリエのテクニックなら2週間経ってもみずみずしさをキープできますよ。

この記事では「購入時の袋に入れたまま冷蔵保存した場合」と2週間の経過を比較。その驚くべき保存方法を検証してみますので、当日から2週間後まで、色、香り、状態でどれほど鮮度を保てるか確認してみましょう！

比較する大葉の保存方法

購入時の袋に入れたまま保存

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大葉はポリ袋や鮮度保持袋に入れられて販売されていることが多いです。今回は、水で湿らせたり保存容器に入れ替えたりすることなく、購入してきた状態のまま野菜室で保存します。

保存のポイント

購入時に入っていた袋にそのまま入れっぱなしの状態で、野菜室で保存する

コップを使う保存方法

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コップに水を1cmくらい入れます。

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大葉を立てて入れ、茎だけが水に浸かっている状態にします。

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ふんわりとラップをして冷蔵庫で保存し、水は2〜3日に一度変えるようにします。

保存のポイント

コップ内の水は2〜3日に一度変える
水に浸かる部分は茎の部分だけにし、葉には水がつかないようにする

そのほかの保存方法を知りたい方は下記をチェック▼

冷凍すれば3ヶ月！大葉の冷蔵・冷凍・乾燥保存方法を完全解説

食卓の彩りをよくしたり、香りをよくしたりする大葉は、どんな保存方法が正しいのでしょうか。冷凍？冷蔵？乾燥？すぐに大葉がしなびてしまわないように、正しい保存方法を覚えましょう。この記事では、大葉の詳しい保存法をご紹介します。

購入した状態で保存した大葉（左）/コップで保存した大葉（右）

2週間後、購入した状態で保存した大葉（左）は黒く変色し、大葉の香りではなく青臭いにおいがします。全体的にひとまわり小さくなり、茎の部分は傷んで見えます。コップで保存した大葉（右）は、茎の部分が多少黒っぽく変色しました。葉の部分は生き生きとしたままで香りも購入したときと変わりませんでした。

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コップで保存した大葉の重なっている束の中を確認すると、1枚だけ黒っぽく変色しているものがありました。これは葉の部分まで水に濡れてしまったもの。葉に水が付くと変色し傷みやすくなるため、茎だけ浸かるように保存するのがポイントです。

検証結果まとめ

経過日数	袋に入れたまま保存（日持ち3日）	コップで保存（日持ち2週間）
当日	どちらも色が鮮やかで生き生きとしている
3日目	色は若干薄くなり、水分が抜けしんなりしている	当日と変わらず
1週間後	まわりや表面が黒っぽくなり、水分が抜けて厚みがない	当日と変わらず
10日後	干からびて、全体的に黒ずんでいる大葉のにおいがほのかに香る	当日と変わらず
2週間後	全体が黒く変色し、ひとまわり小さくなり茎の部分は傷んで見える大葉の香りではなく青臭いにおいがする	茎が黒っぽく変色するがほかは変わらず水に濡れたものは変色

大葉は保存方法を工夫すれば2〜3週間元気なまま！

大葉は乾燥しやすく、すぐにしおれたり変色したりします。また冷蔵庫に保存していても、黒ずんだり溶けたようになったりと鮮度のキープがむずかしい食材です。

野菜ソムリエがご紹介した保存方法を実践すれば、少なくとも2週間は購入した日とほとんど変わりません。みずみずしさや香りもよいままですよ。保存の際の注意点を押さえて、大葉を無駄にすることなく楽しんでくださいね。

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。