ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

プロ直伝。失敗しないシフォンケーキの黄金ルール6つ

失敗しないシフォンケーキのポイント

  1. 型はアルミ製か紙製を選ぶ
  2. ベーキングパウダーを混ぜると膨らみが安定する
  3. 艶やかでツノがピンと立ったメレンゲを作る
  4. メレンゲの泡をつぶさないように生地と混ぜる
  5. 生地は型へ一気に流し入れる
  6. 焼きあがったら型ごと逆さまにして冷ます

型はアルミ製か紙製を選ぶ

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シフォンケーキの型は、アルミ製か紙製がおすすめです。シフォンケーキは生地を型に張り付けて焼き上げるため、シリコン製やテフロン加工がされた型は不向き。膨らんだ生地がしぼんでしまいます。あらかじめ型に油を塗る必要もありません。シリコン製の型を使うときは専用のレシピで作りましょう。

ベーキングパウダーを混ぜると膨らみが安定する

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シフォンケーキはベーキングパウダーを加えなくても作れます。生地にベーキングパウダーを加えると、膨らみが安定して弾力のある食感に。

シフォンケーキをはじめて作る方やメレンゲをうまく立てられない方、つぶさないよう生地と混ぜるのがむずかしく感じる場合は、ベーキングパウダーを加えるのがおすすめです。口どけのよい食感にしたい場合やお菓子作りに慣れている方は、加えずに作るとよいでしょう。

艶やかでツノがピンと立ったメレンゲを作る

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卵白にグラニュー糖を数回に分けて加え、しっかりとした状態のメレンゲを作ります。あらかじめ卵白は冷やしておき、油分や水分の付いていない道具を使ってください。艶やかでツノがピンと立った状態になればOK。泡立ちにくいときは、氷水に当てながらハンドミキサーで泡立てるとよいでしょう。

逆に泡立てすぎてしまうと、メレンゲはツヤがなくボソボソした状態になります。シフォンケーキが膨らみにくくなるので、注意してください。

メレンゲの泡をつぶさないように生地と混ぜる

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メレンゲは、3回に分けて卵黄生地と混ぜ合わせます。一番最初に混ぜるときは泡立て器でよく混ぜ合わせましょう。そのあとのメレンゲの混ざりがよくなります。残り2回のメレンゲを混ぜる際は、ゴムベラで泡をつぶさないように混ぜてください。ボウルを回しながらゴムベラで外側から内側にすくうように混ぜると、泡がつぶれにくいですよ。

生地は型へ一気に流し入れる

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型に生地を流すときは、空気を入れないようにするのが大切です。少し高い位置から一気に入れるようにしましょう。生地を流したら型ごとゆすり、生地は平らにならしてください。竹串を生地に刺してくるくると数周混ぜると余分な空気が抜けます。

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