ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

調理法別!モロヘイヤの定番レシピをマスター

Photo by macaroni

刻むと特有のぬめりやとろみを楽しめる緑黄色野菜「モロヘイヤ」。クセやにおいがあまりなく、使いやすいのが魅力です。

この記事では、野菜ソムリエがモロヘイヤをどんな風に調理すればいいのか分からない……という人に試してもらいたい定番レシピをご紹介します。調理法別のおすすめレシピをぜひチェックしてくださいね。

調理法別|モロヘイヤ調理のポイント

  1. 【ゆでる】
    トロッとした食感になる。葉と茎を時間差でゆでるのが調理のポイント
  2. 【炒める】
    茎はシャキシャキ、葉はネバッとした食感になる。炒めすぎず食感を生かすのが調理のポイント
  3. 【揚げる】
    揚サクットロッとした食感になる。短い時間でカリッと揚げるのが調理のポイント
  4. 【煮る】
    トロトロな食感になる。茎は刻んで口当たりよく仕上げるのが調理のポイント
  5. 【レンジ加熱】
    レンジで加熱するとトロッとした食感になる。加熱しすぎないのが調理のポイント

1. ゆでる定番|モロヘイヤのおひたし

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ゆでて使うモロヘイヤの定番料理といえばおひたし。とろみが出て甘みのあるたれとよく馴染み、スルスル食べられます。ポイントは茎と葉を時間差でゆでること。シャキッとした茎とトロッとした葉のコントラストが絶妙で、箸が進みますよ。

2. 炒める定番|モロヘイヤと豚肉の炒め物

モロヘイヤは炒めてもおいしい食材です。火の通りを均一にするため、茎は先にしっかり炒めて最後に葉を加えるのがコツですよ。豚バラ肉と炒めると脂や旨みが絡み、モロヘイヤに抵抗がある方もおいしく食べられます。食感を楽しむためにも、炒めすぎないようにしてくださいね。

3. 揚げる定番|モロヘイヤのかき揚げ

油との相性が抜群のモロヘイヤは、天ぷらやかき揚げにすると絶品。火が通りやすいため、短い時間でカリッと揚げるのがおすすめです。噛み締めるほどにモロヘイヤから粘りが出てクセになりますよ。モロヘイヤは甘みのある玉ねぎやコーン缶などと合わせてかき揚げにすると、お子さんも喜んでくれるはず♪

4. 煮る定番|モロヘイヤの和風スープ

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モロヘイヤを煮て調理するなら、汁物の具材にするのがイチオシです。汁物全体に自然なとろみがついて、口当たりよくサラッと食べられます。茎は細かく刻むことで全体のバランスがよくなりますよ。レシピのすまし汁以外にも、みそ汁に入れたりミキサーにかけてポタージュにしたりしてもGOOD。

5. レンジ加熱の定番|モロヘイヤのごま和え

お湯をわかしてゆでるのが面倒なら、ぜひ電子レンジを使用してみてください。時短調理ができ洗い物が少ないのがメリット。包丁で叩くとぬめりが出るので、和え物にしてごはんにのせるとおいしいですよ。加熱しすぎると葉がドロドロになるので、様子を見て時間を調整してくださいね。

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