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熱中症対策で食事に摂り入れたい栄養素5選
熱中症対策に必要な栄養素
- カリウム・ナトリウム
- ビタミンB群
- たんぱく質
- ビタミンC
- クエン酸
カリウム・ナトリウム
汗をかくと水分だけでなく、カリウムやナトリウムなどの電解質が失われています。電解質が不足すると、筋肉の収縮運動がうまくいかなくなり、こむら返りをはじめとする熱中症の症状を起こしやすくなるのが特徴です。
電解質は体内で作れないため、暑くて汗を多くかいたときは汗で失われた分の電解質を食べ物や飲み物で補う必要があります。(※4)
電解質は体内で作れないため、暑くて汗を多くかいたときは汗で失われた分の電解質を食べ物や飲み物で補う必要があります。(※4)
ビタミンB群
ビタミンB群はエネルギー代謝を助ける栄養素です。食べ物から摂り入れた栄養素をエネルギーとして使うときに必要となります。
なかでもビタミンB1は炭水化物を分解・吸収するために必要で、不足すると疲れや食欲不振の原因になると言われる栄養素です。豚肉や豆類をはじめとしたビタミンB1が豊富な食材を積極的に摂り入れましょう。(※2,5)
なかでもビタミンB1は炭水化物を分解・吸収するために必要で、不足すると疲れや食欲不振の原因になると言われる栄養素です。豚肉や豆類をはじめとしたビタミンB1が豊富な食材を積極的に摂り入れましょう。(※2,5)
たんぱく質
たんぱく質は熱から体を守るのに役立つ栄養素。人の体は暑いときには血液の循環や体温の調節をおこないます。その際に心臓の筋肉が重要な役割を担うため、適度な運動を取り入れながら質の良いたんぱく質を摂ることが大切です。
また、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、アルブミンは血管の中で水を保持するはたらきをもち、体内の水分量に関わります。血液中のアルブミン量が減ると血液量も少なくなり、熱い血液をうまく冷やせずに体温を下げることができません。食事でアルブミンを含むたんぱく質を補うことが暑さに負けない体づくりのサポートにも役立ちます。(※6)
また、たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、アルブミンは血管の中で水を保持するはたらきをもち、体内の水分量に関わります。血液中のアルブミン量が減ると血液量も少なくなり、熱い血液をうまく冷やせずに体温を下げることができません。食事でアルブミンを含むたんぱく質を補うことが暑さに負けない体づくりのサポートにも役立ちます。(※6)
ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用のあるビタミンとして知られます。暑い夏場は汗と共に流れて失われる量が多くなることから、意識して摂り入れることが大切です。免疫力を高めてくれるため、野菜や果物で上手に摂取するようにしましょう。(※7)
クエン酸
クエン酸には汗をかいたときに失われやすいミネラルの吸収をサポートするはたらきがあります。気温が高くなった時期や運動して汗をかいたときには意識して摂り入れましょう。
また、胃腸の動きを良くして食欲を増す作用も期待できるため、暑さで食欲がなくなっている場合にもおすすめです。クエン酸は体に貯めておけないことから、こまめな摂取が推奨されます。(※8)
また、胃腸の動きを良くして食欲を増す作用も期待できるため、暑さで食欲がなくなっている場合にもおすすめです。クエン酸は体に貯めておけないことから、こまめな摂取が推奨されます。(※8)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。