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プロが解説。シフォンケーキの膨らみ方のコツ
ふわふわで絹のような口どけが魅力のシフォンケーキ。きちんと作ったはずなのに、思ったように膨らまなかったことはありませんか。メレンゲの泡立てがうまくできても、シフォンケーキが膨らまない場合があるんです。
そこでシフォンケーキが膨らまないおもな理由とその対処法を、プロが詳しく解説します。原因を見極めて対処すれば、シフォンケーキが上手に作れますよ。
そこでシフォンケーキが膨らまないおもな理由とその対処法を、プロが詳しく解説します。原因を見極めて対処すれば、シフォンケーキが上手に作れますよ。
シフォンケーキがうまく膨らまない理由6つ
- テフロン製の型を使った
- メレンゲの泡立てが足りない
- メレンゲを泡立てすぎた
- 生地を混ぜすぎた・混ぜ足りない
- オーブンの温度が低すぎた・高すぎた
- 型ごと逆さまにして冷まさなかった
理由1. テフロン製の型を使った
シフォンケーキは小麦粉が少なく、やわらかい生地。とても繊細で崩れやすいため、型に張り付けながら焼くことで形がキープできます。テフロン製を使うと熱伝導が悪く、生地が焼けても張り付きにくいです。生地が膨らまない原因になります。
対処法:アルミ製や紙製を使う
アルミ製や紙製の型を使うのがおすすめです。使用するときは、型に油を塗らなくてOK。型外しが苦手な場合は、紙製を使うと便利です。そのままプレゼントすることもできますよ。テフロン製や表面がコーティング加工された型を使う場合は、専用のレシピで焼くといった工夫が必要です。
理由2. メレンゲの泡立てが足りない
シフォンケーキが膨らまない原因の多くは、メレンゲの泡立て不足が考えられます。シフォンケーキに使うメレンゲは、しっかり角が立つまで泡立てることが大切です。メレンゲの泡立てが足らないと空気が十分に含まれないため、膨らまなかったり焼き縮んだりします。
対処法:角がピンと立つまでしっかり泡立てる
角がピンと立つまで、しっかりとメレンゲを泡立てましょう。ボウルを逆さまにして落ちなければOK。水気や油分の付いていないボウルやハンドミキサーを使用し、ボウルは氷水で冷やしながら泡立てると泡立ちやすくなります。また卵白に卵黄が混ざらないように気をつけてください。
理由3. メレンゲを泡立てすぎた
メレンゲをしっかり泡立てることが大切ですが、ぼそぼその状態まで泡立てるのはNG。生地と混ざりにくくなるので、必要以上にかき回してしまいます。気泡をつぶしてしまって膨らみが悪くなるほか、気泡ができやすく腰折れしやすい原因に。
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