夜食に納豆を食べるときに気をつけるべきポイント

夜食で納豆を食べるときの注意点

  1. 主食と一緒に食べるのを避ける
  2. 付属のたれは使わない
  3. 加熱調理に注意する
  4. 食べ過ぎに気をつける

主食と一緒に食べるのを避ける

納豆を夜食として食べる場合は、ごはんや麺類などの主食と一緒に食べないように注意しましょう。夜遅い時間の食事はエネルギーが消費されにくく、太る原因になるおそれがあります。

また、食事をして血糖値が上がった状態では眠りが浅くなるとも言われており、睡眠の質が落ちるため、注意が必要です。納豆ごはんや納豆パスタ、納豆そばのように糖質と組み合わさった料理は避けましょう。(※13)

付属のたれは使わない

成分表に収載されている栄養価は付属の「調味液(たれ)」や「からし」をのぞいた数値です。付属の甘いたれをかけることでごはんがすすみやすくなり、夜遅い時間に糖質を摂り過ぎるおそれがあります。

また、たれには砂糖だけでなく、異性化糖と呼ばれるぶどう糖果糖液糖や果糖ぶどう糖液糖が含まれるものもあります。異性化糖は老化の原因となる糖化を引き起こすと言われることもあるため、できるだけ避けるのがおすすめです。(※5,14,15,16,17)

加熱調理に注意する

納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に弱い性質をもつ成分です。納豆菌は90℃前後で数分加熱しても死滅しませんが、ナットウキナーゼは70℃程度で失活すると言われています。ナットウキナーゼを摂り入れたい場合は、加熱せずに納豆を食べるようにしましょう。(※6,18)

食べ過ぎに気をつける

納豆が夜食に向いているからと言って食べ過ぎないように気をつけましょう。夜遅い時間の食事は目覚めてからお腹が空かない、胸やけや胃もたれの原因となる場合があります。朝ごはんを食べられず、体内時計の乱れにもつながるおそれがあり、注意が必要です。

また、納豆にはプリン体も含まれており、尿酸値が気になっている方は特に極端な量を食べないようにしましょう。(※13,19,20)

夜食に限らず食べたい!納豆に含まれる栄養素とはたらき

納豆に含まれる栄養素とはたらき

  1. ビタミンK
  2. ビタミンE
  3. カルシウム
  4. マグネシウム
  5. イソフラボン
納豆にはたんぱく質、食物繊維、ナットウキナーゼなど以外にも豊富に栄養素が含まれます。血液凝固に関わるビタミンKや血管の健康を保つビタミンE、不足しやすく酸素を運ぶ役割をもつ鉄、歯や骨の構成成分であるカルシウム、体内の酵素反応に関わるマグネシウム、女性ホルモンに似たはたらきをするイソフラボンなど、さまざまです。

体にうれしいはたらきをするものが多いため、積極的に摂り入れるとよいでしょう。(※21)
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