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夜食に納豆を食べても良いの?
納豆は食べ方に気をつければ夜食に向いている食材です。納豆には大きく分けて糸引き納豆とひきわり納豆がありますが、炭水化物以外の5大栄養素の量はほとんど変わりません。
納豆1パックは40~50gのため、1パック程度であれば、夜遅くてもエネルギーや脂質の摂り過ぎになりづらく、夜食に向いていると言えるでしょう。(※1,2,3,4)
納豆1パックは40~50gのため、1パック程度であれば、夜遅くてもエネルギーや脂質の摂り過ぎになりづらく、夜食に向いていると言えるでしょう。(※1,2,3,4)
夜食に納豆が向いている理由
夜食に納豆が向いている理由
- 低糖質・低脂質でたんぱく質や食物繊維が豊富
- ナットウキナーゼで血流促進
- 代謝に関わるビタミンB群が豊富
- 成長ホルモンの分泌を促すアルギニンを含む
低糖質・低脂質でたんぱく質や食物繊維が豊富
納豆の栄養成分は100gあたり、糸引き納豆の場合、エネルギー184kcal、たんぱく質16.5g、脂質10.0g、糖質2.6g、食物繊維9.5gで、ひきわり納豆の場合、エネルギー185kcal、たんぱく質16.6g、脂質10.0g、糖質4.6g、食物繊維5.9gです。
いずれも糖質や脂質が少なく、たんぱく質や食物繊維が豊富であることがわかります。同じ納豆でも食物繊維量が異なるのは、ひきわり納豆を作る際に皮をのぞいているためです。(※1,2,5)
いずれも糖質や脂質が少なく、たんぱく質や食物繊維が豊富であることがわかります。同じ納豆でも食物繊維量が異なるのは、ひきわり納豆を作る際に皮をのぞいているためです。(※1,2,5)
ナットウキナーゼで血流促進
ナットウキナーゼは納豆菌に含まれ、ネバネバのもととなる酵素です。血栓を溶かしやすくする作用をもつことから、コレステロールや中性脂肪によって血液の流れが悪くなった場合にも血流をよくするはたらきが期待できます。
もともと人の体に備わっている血栓を溶かす酵素を活性化させる作用や、コレステロール値を下げる作用ももつため、コレステロールが気になる方にもおすすめです。また、血栓は深夜から早朝にかけて作られやすく、ナットウキナーゼを含む納豆を夜食で食べるとより効率が良いと言われています。(※6)
もともと人の体に備わっている血栓を溶かす酵素を活性化させる作用や、コレステロール値を下げる作用ももつため、コレステロールが気になる方にもおすすめです。また、血栓は深夜から早朝にかけて作られやすく、ナットウキナーゼを含む納豆を夜食で食べるとより効率が良いと言われています。(※6)
代謝に関わるビタミンB群が豊富
納豆にはビタミンB群が豊富に含まれる食品です。なかでもビタミンB2、ビタミンB6、葉酸が多く含まれます。ビタミンB2は糖質、たんぱく質、脂質の代謝やエネルギー産生に関わる「発育のビタミン」です。ビタミンB6は酵素のはたらきを助ける役割をもち、主にアミノ酸と脂質の代謝に関わります。
葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるほか、細胞の分裂や成熟に関わり、妊娠中に不足すると胎児の発育に影響が出てしまうため、注意しましょう。(※1,2,7,8,9)
葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるほか、細胞の分裂や成熟に関わり、妊娠中に不足すると胎児の発育に影響が出てしまうため、注意しましょう。(※1,2,7,8,9)
成長ホルモンの分泌を促すアルギニンを含む
糸引き納豆、ひきわり納豆どちらにもアミノ酸であるアルギニンが含まれます。アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す作用をもつのが特徴です。成長ホルモンによって抵抗力が高まり、体の傷の回復が早まるのが期待できます。
ほかにも成長ホルモンは脂肪の代謝を促し、筋肉を強くする作用があるため、アルギニンを栄養補助剤として活用することもあるほどです。(※10,11,12)
ほかにも成長ホルモンは脂肪の代謝を促し、筋肉を強くする作用があるため、アルギニンを栄養補助剤として活用することもあるほどです。(※10,11,12)
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