目次
小見出しも全て表示
閉じる
さばは何歳から食べられる食材?
離乳食での魚は、白身魚、赤身魚、青魚の順に進めていきます。さばが食べられるようになるのは、離乳食後期(9~11ヶ月)あたりです。さばやあじのような青魚は、アレルギーが比較的出やすいため、少量ずつ試してください。
青魚はたんぱく質やビタミン、不飽和脂肪酸のDHAやEPAなどが豊富に含まれているので、食べられるようになったら積極的に摂りたい食材です。(※1)
青魚はたんぱく質やビタミン、不飽和脂肪酸のDHAやEPAなどが豊富に含まれているので、食べられるようになったら積極的に摂りたい食材です。(※1)
離乳食でさばを与える際のポイント・注意点
ポイント・注意点
- さばの缶詰は水煮缶を使う
- 新鮮なさばを与える
- 十分に加熱する
- 骨は取り除く
さばの缶詰は水煮缶を使う
生のさばを使うのはハードルが高いと感じるときには、缶詰でも構いません。みそ煮やしょうゆ煮よりも塩分の低い水煮を使いましょう。ベストは食塩不使用の水煮缶ですが、ない場合は、湯通しして塩抜きしてから使います。湯通しすると、さばの臭みもやわらぎますよ。(※2,3,4)
新鮮なさばを与える
さばは傷みが早いと言われているため、新鮮なさばを与えてください。さばやまぐろなどの魚は、常温に放置するというような不適切な管理で、ヒスタミンが生成されてアレルギー様の食中毒を起こすおそれがあります。
ヒスタミンは加熱では分解されないため、さばをすぐに冷蔵庫に入れたり、早く食べ切ったりするなど温度管理に注意しましょう。(※5,6)
ヒスタミンは加熱では分解されないため、さばをすぐに冷蔵庫に入れたり、早く食べ切ったりするなど温度管理に注意しましょう。(※5,6)
十分に加熱する
食中毒を起こさないためには、十分な加熱で食中毒菌を殺菌することが大切です。目安は、中心部の温度が75度で1分間以上の加熱。また、調理を途中でやめるときは、冷蔵庫で保存し、再び調理をするときには十分に加熱してください。(※7)
骨は取り除く
さばには骨があるため、骨を取り除いてから使います。骨なしと書かれているものでも、まれに骨が混じっている場合があるため、必ず確認してください。
さばの缶詰の骨は比較的やわらかいものが多いのですが、硬い部分は取り除くようにしましょう。
さばの缶詰の骨は比較的やわらかいものが多いのですが、硬い部分は取り除くようにしましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。