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【離乳食初期】味付けのポイント
初期の味付け
- 調味は不要
- 薄めた昆布だしや野菜だしを使う
離乳食初期の目的は、離乳食を飲み込むことや舌ざわりや味に慣れることです。離乳食を始めたばかりの離乳食初期には、味付けは必要ありません。素材の味をそのまま伝えてあげましょう。
離乳食初期のころに使うだしは、昆布だしや野菜だしといった植物性のものがおすすめですよ。(※1,2)
離乳食初期のころに使うだしは、昆布だしや野菜だしといった植物性のものがおすすめですよ。(※1,2)
【離乳食中期】味付けのポイント
中期の味付け
- 味付け不要または風味付け程度の薄味
- かつおだし・煮干しだしも活用
離乳食中期には、舌でつぶせる硬さのものも食べられるようになってきます。味付けはほとんど必要ありませんが、砂糖やしょうゆ、塩、みそといった調味料を風味付け程度の薄味で使うこともできますよ。
昆布だしや野菜だしに加えて、動物性のだしも使えるようになります。かつおだしや煮干しだしを使い、風味の変化をつけてあげるのもいいですね。(※1,2,3)
昆布だしや野菜だしに加えて、動物性のだしも使えるようになります。かつおだしや煮干しだしを使い、風味の変化をつけてあげるのもいいですね。(※1,2,3)
【離乳食後期】味付けのポイント
後期の味付け
- 砂糖・塩・しょうゆ・みそなどを風味付け程度に
- 基本は薄味
だんだんと食べられる食材の幅が広がってくる離乳食後期。砂糖や塩、しょうゆ、みそといった基本の調味料を風味付け程度に使えますよ。マヨネーズやケチャップも様子を見ながら少量使ってもOK。
食べられるものが増えますが、味付けはまだまだ薄味を心がけましょう。(※1,2,3)
食べられるものが増えますが、味付けはまだまだ薄味を心がけましょう。(※1,2,3)
【離乳食完了期】味付けのポイント
完了期の味付け
- 刺激のある調味料はごく少量を風味付けに
- 薄味を心がける
離乳食完了期ごろには、形のある食べ物をかみつぶせるようになります。エネルギーや栄養素の大部分を母乳やミルク以外の食べ物から摂取できるようなりますよ。いろんなものが食べられますが、素材の味を生かして薄味を心がけてくださいね。
味付けも基本的な調味料は使えますが、刺激のあるものには注意が必要です。ソースやカレー粉、こしょうといった調味料は、使うとしたらごく少量を風味付け程度に使いましょう。(※1,3,4)
味付けも基本的な調味料は使えますが、刺激のあるものには注意が必要です。ソースやカレー粉、こしょうといった調味料は、使うとしたらごく少量を風味付け程度に使いましょう。(※1,3,4)
注意!1歳未満の味付けにはちみつはNG
乳児ボツリヌス症対策のため、満1歳までははちみつの使用は避けましょう。
ボツリヌス菌は、加熱調理により完全に死滅させることが不可能といわれています。そのため、1歳未満の赤ちゃんが食べるものには使わないように徹底しましょう。とりわけ調理で離乳食をつくるときには、特に気をつけてくださいね。(※4)
ボツリヌス菌は、加熱調理により完全に死滅させることが不可能といわれています。そのため、1歳未満の赤ちゃんが食べるものには使わないように徹底しましょう。とりわけ調理で離乳食をつくるときには、特に気をつけてくださいね。(※4)
刺激物で味付けすることは避けよう
離乳食では、辛味や刺激の強いもので味付けをすることは基本的にはおすすめしません。
にんにくやしょうがは離乳食後期ごろから、ソースやカレー粉、こしょうは離乳食完了期ごろから、風味付け程度にごく少量使えますが、基本的に使わなくてもよいものです。なるべく避けて、やさしい味付けを心がけましょう。
またカフェインを含むウーロン茶や緑茶、口に含んだときに刺激のある炭酸水なども控えるようにしましょう。(※4)
にんにくやしょうがは離乳食後期ごろから、ソースやカレー粉、こしょうは離乳食完了期ごろから、風味付け程度にごく少量使えますが、基本的に使わなくてもよいものです。なるべく避けて、やさしい味付けを心がけましょう。
またカフェインを含むウーロン茶や緑茶、口に含んだときに刺激のある炭酸水なども控えるようにしましょう。(※4)
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