ライター : Uli

webライター

食感がたまらない。旨味たっぷりのたけのこと鶏肉の煮物

Photo by Uli

生たけのこと鶏肉で作る、食べごたえのあるシンプルな煮物です。たけのこのコリコリシャキシャキ食感が絶妙で、ジューシーな鶏肉との食感の違いが楽しめますよ。筆者は生たけのこならではの食感を堪能したいときに作ります。木の芽や柚子こしょうを添え、さわやかな風味をプラスする食べ方もお気に入りです。

しょうゆとみりんで簡単。たけのこと鶏肉の煮物のレシピ

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調理時間 20
*たけのこの下準備、鍋ごと冷ます時間は含みません
保存期間:冷蔵で3日

しょうゆとみりんで味付けする素朴な味わいの、たけのこと鶏肉の煮物です。落し蓋をして短時間煮ることで、たけのこの食感と鶏肉の肉汁をキープしつつ、しっかり味を染み込ませることができます。淡白なたけのこに鶏肉のコクがよく染みますよ。

仕上げの工程で食材に調味料が染みる量を調整でき、お好みの味の濃さに仕上げられるのも嬉しいポイントです。

材料(2~3人分)

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  • たけのこ 1本(正味220g)
  • 鶏もも肉 1枚(250g)
  • だし汁 200cc
  • しょうゆ 大さじ2杯
  • みりん 大さじ2杯
  • サラダ油 大さじ1/2杯

たけのこの下準備

たけのこを下ゆでして皮を剥く

たけのこを切ってゆでて皮を剥いた様子

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たけのこの外側の皮を3~4枚剥き、穂先と根元を切り落とします。穂先の断面に1~2cmの切り込みを入れ、大きい鍋に入れます。たけのこがしっかり浸る量の水(分量外)、ぬかひとつかみ(分量外)、赤唐辛子1本(分量外)を入れ、強火で沸騰させてから、落し蓋をして弱火で2時間煮ます。火を止めて鍋に入れたまま8時間以上放置し、皮を剥きます。

作り方

1.たけのこと鶏もも肉を切る

切ったたけのこと鶏もも肉がのっているまな板

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たけのこの穂先は1/8等分のくし切り、根元は2cm幅ほどのいちょう切りにします。鶏もも肉はひと口大に切ります。

2.鶏もも肉をさっと炒める

鶏もも肉を焼いて出てきた脂をキッチンペーパーで拭く様子

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鍋にサラダ油を引き、鶏もも肉の皮目を下にして並べます。鶏もも肉から油が出てきて焼き色がついたら裏返し、両面に焼き色をつけます。出てきた脂はキッチンペーパーでさっと拭きます。

3.たけのこを加える

鶏もも肉とたけのこを炒める様子

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たけのこを加えてさっと炒めます。少量残っている鶏もも肉の脂をたけのこに絡ませるように混ぜます。

4.だし汁と調味料を加える

鶏もも肉とたけのこが入っている鍋だし汁と調味料を加えた様子

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だし汁、しょうゆ、みりんを加えて中火で煮立たせます。煮汁の量は具材の8~9割が浸る程度です。煮汁が少ない場合は、だし汁の量を足してください。

5.落し蓋をして煮る

ステンレスの落し蓋をして煮込む様子

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落し蓋をして中火で5分ほど煮ます。火加減は煮汁が小さく沸騰し続ける状態になるよう調整します。

6.落し蓋をとって煮る(もしくは置く)

たけのこと鶏肉の煮物が入っている鍋

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味をやさしく含ませたい場合は、火を止めて鍋ごと冷まして完成です。しっかり味を絡ませたい場合は、落し蓋を取って5分ほど中火で煮詰めて完成です。下ゆでしたさやいんげんやスナップえんどうを散らすと彩り良く仕上がります。

よくある質問

かさ増し食材を教えてください

厚揚げ、こんにゃく、大根などが合います。厚揚げはゆでて油抜きをする、こんにゃくは塩をもみ込んでゆでる、大根は少量の米と一緒に下ゆでする、など食材ごとに適する方法で下処理して使ってください。

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