ライター : 菅 智香

育児料理アドバイザー

下処理のスピードが肝心!たけのこの下処理と保存方法

たけのこはそのままの状態で保存しにくい食材です。収穫と同時にどんどんえぐみが強くなるため、急いで下処理と調理にとりかかる必要があります。

すぐに調理しない場合は、なるべく早くアク抜きと下ゆでをおこないましょう。

たけのこのアク抜き・下ゆでのやり方

たけのこの根元と穂先を切り落とし、先端部分の切り口から根元に向かって切り込みを入れます。反対側の側面にも同じように切り込みを入れ、水と一緒に鍋に入れましょう。鍋に赤唐辛子、米ぬかを加えて強火にかけ、沸騰したら弱火にして落とし蓋をしてください。1時間半~2時間ほどゆでて自然に冷まします。8時間以上置いて完成です。

たけのこの日持ちと保存方法

アク抜きの済んだたけのこは、水に浸して冷凍しましょう。たけのこを薄切りにし、密閉できる冷凍用保存袋に入れてください。たけのこがかぶるくらいの水を加え、平たくなるように置いて冷凍庫で保存します。1ヶ月を目安に食べ切りましょう。

冷蔵保存する場合は、蓋つきの容器に水とたけのこを入れます。容器の水を毎日取り替え、5日程度で使い切ってください。

【たけのこ保存食レシピ5選】自家製メンマから塩漬けまで

自家製メンマから塩漬けまで、たけのこをおいしく食べられる保存食レシピを5つご紹介します。

1. 風味をキープ。自家製たけのこの水煮

たけのこの水煮を手作りしましょう。市販のものとは違い、手作りすれば独特の酸味が気になりません。たけのこの味と風味をキープできますよ。冷暗所で保存すれば、常温で半年ほど保存できるのもうれしいポイントです。

2. スパイス香る。たけのこのオリーブオイル漬け

スパイスハーブを効かせるオリーブオイルに、たけのこを漬けましょう。たけのこが空気に触れないよう、完全に浸る高さまでオリーブオイルを加えてくださいね。1週間から1ヶ月ほど保存できますよ。そのまま食べるのはもちろん、パスタにアレンジしてもおいしくいただけます。

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