ライター : Uli

webライター

素材の旨味を引き出す。たけのこと牛肉の炒め物

Photo by Uli

たけのこのシャキシャキ食感と牛肉の旨味がクセになるレシピをご紹介します。しょうゆと砂糖のシンプルな味付けで、素材のおいしさを引き出すレシピです。

牛肉の旨味がたけのこによくなじみ、やや甘めの味付けがあとを引きます。筆者宅では、生たけのこが出回る季節になると必ず作るお気に入りのひと品です。

パパッと簡単。牛肉とたけのこのしょうゆ炒めレシピ

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調理時間 15
*たけのこを下準備する時間は含みません
生たけのこと牛こま肉で作る、旨味と食感が絶妙なしょうゆ炒めです。香ばしいしょうゆの味付けがごはんやお酒によく合い、お弁当にもぴったりですよ。生たけのこは繊維に沿って切ることで食感を出すのがポイント。

木の芽や粗挽き黒こしょうをトッピングしてもおいしく仕上がります。生たけのこならではのみずみずしい食感と豊かな風味を贅沢に味わいましょう。

材料(2~3人分)

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たけのこの下準備

たけのこを下ゆでして皮を剥く

たけのこを切ってゆでて皮を剥いた様子

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たけのこの外側の皮を3~4枚剥き、穂先と根元を切り落とします。穂先の断面に1~2cmの切り込みを入れ、大きい鍋に入れます。たけのこが浸る量の水(分量外)、ぬかひとつかみ(分量外)、赤唐辛子1本(分量外)を入れ、強火で沸騰させてから、落し蓋をして弱火で2時間煮ます。火を止めて鍋に入れたまま8時間以上放置し、皮を剥きます。

作り方

1.玉ねぎを薄切りにする

薄切り玉ねぎがのっているまな板

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玉ねぎを5mm幅の薄切りにします。

2.たけのこを薄切りにする

たけのこを縦と横に切って4分割した様子

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たけのこの穂先と根元を切り分け、それぞれを縦半分に切ります。
たけのこを繊維に沿って薄切りにした様子

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たけのこの縦に伸びる繊維に沿って、穂先と根元を4~5mm幅の薄切りにします。

3.たけのこと玉ねぎを炒める

玉ねぎとたけのこを炒める様子

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フライパンを中火にかけてサラダ油をなじませ、たけのこと玉ねぎを分けて入れます。玉ねぎは混ぜながら全体が半透明になるまで炒め、たけのこは触らず焼き色がつくように炒めます。たけのこを焼くように炒めることで香ばしさと甘みを引き出します。

4.牛こま肉を加える

玉ねぎとたけのこが入っているフライパンに牛こま肉を加えた様子

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野菜を端に寄せ、空いたスペースに牛こま肉を入れてほぐしながら炒めます。火加減は中火のまま、牛こま肉の色が変わるまで炒めます。

5.牛こま肉に調味料を絡ませる

牛こま肉に調味料を絡めて炒める様子

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牛こま肉のみに砂糖をまぶして絡ませ、砂糖がなじんだら同様にしょうゆも加えて炒めます。牛こま肉のみにしっかり味をつけることで、野菜本来の甘みと風味を活かします。

6.フライパン全体を混ぜて汁気を飛ばす

牛こま肉と野菜を混ぜながら炒める様子

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牛こま肉に調味料がなじんだら、野菜も合わせて混ぜます。牛こま肉から水分が出てくるので、しっかり炒めて汁気を飛ばせば完成です。お好みで粗挽き黒こしょうや木の芽を散らして盛り付けます。

よくある質問

たけのこ水煮を使う際のレシピは同じですか?

同じです。たけのこ水煮は風味が弱いため、炒め油としてバターを使う、しょうゆを小さじ1杯程度増やす、黒こしょうや山椒を加える、など風味を足す工夫をするのがおすすめですよ。

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