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関東の伝統野菜「のらぼう菜」って?どうやって食べるの?
のらぼう菜とは、江戸時代から栽培されているアブラナ科の野菜で、おなじみの春野菜「菜の花」の一種です。東京都西部や埼玉県飯能市などを中心に栽培されており、最近では九州や近畿地方にも広がってきました。路地ものは3月〜4月ごろに旬を迎え、ハウス栽培ものは2月ごろから出回りはじめます。
菜の花の一種ですが、菜の花のような苦味やクセはなく、みずみずしく食べやすいのが特徴。茎の部分はアスパラガスのような甘みと歯ごたえがあり、旬のはじめのものは生でもおいしく食べられます。調理しやすくどんな味つけとも合うので、さまざまな料理に活用できますよ。
食感と香りを最大限楽しむ。のらぼう菜のおいしい食べ方
あくが少ないのらぼう菜は、手間なく調理できるのが魅力。ほどよい歯ごたえや甘みを楽しむため、短時間の加熱で食べるのがおすすめです。定番のおひたしやごま和え、炒め物や汁物の具材にするのはもちろん、生でサラダにしてもOK。使い勝手がよく、手軽に春の味覚を味わうことができますよ。
生で
のらぼう菜はあくが少ないので生でも食べられます。特に収穫初期のものは味が濃く、さっぱりしたドレッシングとともにサラダにするのがおすすめ。コリッとした茎とやわらかい葉の食感を楽しめますよ。
ゆでる
おひたしやごま和えは定番の食べ方。食感を残すため短時間でゆでるのがポイントです。茎と葉に分けて時間差でゆでることで、やわらかさが均一になり、食感がよくなりますよ。ゆでたあとは冷水にとることで色鮮やかに仕上げられます。
炒める
のらぼう菜は切ってそのまま炒められるので便利。短時間でサッと炒めるとシャキシャキ食感を楽しめますよ。油のコクがのらぼう菜の味わいとマッチします。
のらぼう菜のおいしさを引き出す。アレンジレシピ13選
1. ゆでてひたしておくだけ!のらぼう菜のおひたし
シンプルな味つけでのらぼう菜の甘みをしっかり味わえるおひたしです。調味料は白だしだけなので、計量の手間が少なくお手軽。冷蔵庫で冷やしてしっかり味をしみ込ませるのがポイントです。シャキシャキ食感にひんやり感が相まって、お酒のおともにもおすすめですよ。
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