ライター : leiamama

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おり菜(かき菜)とは?基本のゆで方・食べ方

※画像はイメージです
春の訪れを感じるおり菜は、飛騨地方の伝統野菜。おり菜(かき菜)はあまり出回らない春野菜ですが、春先にはデパ地下や道の駅などでも見かけます。

ギザギザの葉っぱとくせのない甘みが特徴で、花が咲く前に茎をポキンと折って収穫することがおり菜という名の由来。北関東ではかき菜と呼ばれています。お浸しやかごま和え、かきたま汁など、春先の食卓を彩る食材です。

ほろ苦い味わいが特徴の菜の花に比べて、おり菜は茎にアスパラガスのような甘みがあり、子どもにも食べやすい春野菜。生のままだと苦味があるので、下ゆでが必要です。ゆで時間は1分が目安。お好みで調整してくださいね。

春の万能食材「おり菜(かき菜)」の人気レシピ15選

おり菜のレシピは、調理法やほかの食材との組み合わせによってレパートリーの幅が広がります。ここでご紹介するレシピは簡単にできるものばかり。おり菜だけを使うレシピ5選と、少ない食材を合わせるレシピ10選をご紹介します。

1. にんにくの香りが食欲をそそる。おり菜のナムル

おり菜は電子レンジで下ごしらえすれば、ゆでる手間が省け色よく仕上がります。粗熱を取ったら、水気をしぼって調味料で和えるだけ。シャキシャキ食感が楽しめます。にんにくの香りが食欲をそそる、副菜の完成です。あとひと品欲しいときにピッタリ。

2. 5分でできるスピードおかず。おり菜の塩炒め

おり菜の塩炒めに下ゆでは不要です。根元を切り落としたら、食べやすい大きさに切って塩をふって炒めるだけ。火を通すとカサが減るので、たっぷり作るのがおすすめです。ごはんに混ぜておにぎりの具にしたり、チャーハンにしたり、アレンジも楽しめます。

3. 白だしで味が決まる。おり菜のお浸し

白だしベースのだししょうゆで味付けする、おり菜のお浸しです。仕上げのかつおぶしで香りと旨味をプラスします。おり菜の下ゆでは40秒ほどで、シャキシャキ食感を残すのがポイント。ごはんのお供にも、おつまみにもなります。春の香りが楽しめるひと品です。

4. オリーブオイルの風味。おり菜のガーリック炒め

おり菜をオリーブオイルとにんにくで炒めると、香ばしいにんにくの風味があと引くおいしさ。赤唐辛子をプラスすれば、ペペロンチーノ風の味わいになります。おいしく作るポイントは先に茎を炒めて、火が通ったら葉を加えること。食感を損なわず、緑も鮮やかに仕上がります。

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