ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

子持ち高菜とは?

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「子持ち高菜」とは、アブラナ科野菜の変種、「からし菜」のつぼみ部分です。別名つぼみ菜、祝蕾(しゅくらい)、四川児菜(シセンアーサイ)などと呼ばれることも。

品種開発により2007年から市場に出回るようになった比較的新しい野菜です。葉の多いものや茎がメインになったものなど、形に少し違いがあります。
からし菜について知りたい方はこちら▼

おすすめの調理方法

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「子持ち高菜」を半分に切ってみると、つぼみ部分だということがよくわかりますね。肉厚ですが火の通りが早く、クセのない味わいで思いのほか食べやすいですよ。

実は「子持ち高菜」は生食できる野菜。漬物にしてよし、ゆでてよし、炒めてよしと、あらゆる調理方法が可能です。

簡単に作れる!子持ち高菜のお浸し

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調理時間 10
いろいろな料理に使える「子持ち高菜」でお浸しを作りましょう。野菜の味がよくわかるシンプルメニューで、子持ち高菜のおいしさを確かめるのにぴったり! おかかとだし醤油であっさりと仕上げるので、副菜やお弁当のおかずに最適ですよ。冷蔵庫で2~3日保存でき、作り置きにも向いています。

材料(4人分)

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  • 子持ち高菜 8個
  • だし醤油 大さじ1杯
  • 削り節 適量

下ごしらえ

まな板にのった子持ち高菜を包丁で切った様子

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子持ち高菜を水洗いします。葉の根本に土が入り込んでいることがあるので、よく洗い落としてください。洗い終えたら水を切り、縦に4等分します。

作り方

1.ゆでる

ゆでた子持ち高菜をトングで取り出している

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鍋にたっぷりの湯を沸かし塩(分量外)を入れて、1をゆでます。生で食べられる野菜なので、ゆで具合に関しては神経質にならなくて大丈夫です。お好みの硬さにゆでてくださいね。おすすめは30秒~1分ほど。ゆですぎると歯ごたえが悪くなるのでご注意ください。

2.色止めをし、調味料をかける

ざるに入ったゆで子持ち高菜に流水をかけている

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さっとゆでたらボウルに取り、流水で冷やして色止めをします。氷水を入れたボウルで冷やしてもいいですよ。しっかり熱が取れたら水を切ってお皿に並べましょう。だし醤油をかけ、削り節をちらして完成です。

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