ライター : とも花

料理家 / レシピライター

捨てるのは損!大根の葉はおいしく食べられる

Photo by とも花

立派な葉が付いた大根が手に入ったら、新鮮なうちに葉を切り離すのが正解。葉を付けたまま保存すると根の部分の水分を吸って、大根らしいみずみずしさとおいしさが損なわれてしまうためです。

この記事では切り離した葉をおいしく活用できる、漬物の作り方をご紹介します。

サッと湯がいて食べやすく。大根の葉の漬け物レシピ

Photo by とも花

調理時間 10
*漬け込む時間は含みません
保存袋を使って手軽に作れる大根の葉の漬物レシピです。大根の葉はそのまま使うとごわごわしたりえぐみを感じたりしますが、一度サッとゆでてから漬け込むことで食べやすくなり、よりおいしくいただけますよ。

さっぱりシャキシャキとした食感とほどよい塩気でごはんのおかずにはもちろん、おつまみにもおすすめです。

材料(作りやすい量)

Photo by とも花

コツ・ポイント

  1. 大根の葉は長くゆでると漬物らしい食感が損なわれてしまいます。根元の硬い部分と薄い葉の部分で時間差を取りつつ、短めに済ませましょう。

下準備

Photo by とも花

大根の葉はボウルに溜めた水にしばらく浸し、汚れを浮かしてから流水で洗います。根元に近い部分は泥が付いている場合があるのでしっかりと洗ってください。

作り方

1.大根の葉をゆでる

Photo by とも花

沸騰した湯に塩適量(分量外:水1リットルにつき小さじ1杯程度)を加え、大根の葉の根元に近い部分を先に入れて30秒ほどゆでます。

Photo by とも花

葉の部分も湯に入れて15秒ほどゆでます。

2.冷水にとる

Photo by とも花

湯から引き上げたらすぐに冷水にとり、一度水を取り替えてしっかりと冷まします。こうすることで鮮やかな色が保たれ、アクも抜けます。

Photo by とも花

完全に冷めたら水気をぎゅっと絞ります。

3.漬け込む

Photo by とも花

ジッパー付き保存袋に大根の葉を入れ、赤唐辛子と塩、酢を加えて袋の外から手でしっかりともみます。

Photo by とも花

できるだけ空気を抜いて袋の口を閉じます。

Photo by とも花

時折上下を返しながら丸一日漬け込めば完成です。

高菜炒め風アレンジも楽しめる

Photo by とも花

食べやすい大きさに切ってそのままいただくのはもちろん、みじん切りにしてごま油でサッと炒めるのもおすすめです。仕上げにしょうゆ・みりん少々といりごま適量を振れば高菜炒め風のひと品に。芳ばしいごまの風味でごはんがどんどん進むこと間違いなしですよ。

編集部のおすすめ