ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

監修者 : 鎌上織愛

幼児食アドバイザー、食生活アドバイザー2級、グルメライター

赤ちゃんが「里芋」を食べられるのはいつから?

食べさせ方・目安量

月齢形状目安量
初期(生後5~6か月頃)
中期(生後7~8か月頃)やわらかく加熱してフォークでつぶし、水分でしっとりさせる20~30g
後期(生後9~11か月頃)やわらかく加熱して、5~7mm角に切る30~40g
完了期(生後12~18か月頃)やわらかく加熱して、1cm角に切る40~50g
※目安量は離乳食1回あたりの野菜・果物を合わせた量
(※1,2)
里芋は離乳食中期から食べさせることができます。ゆでる・蒸す・電子レンジ加熱などでやわらかくし、月齢に応じた大きさにして与えましょう。

1食あたりの目安量はほかの野菜・果物と合わせての量ですので、里芋だけでなく、ほかの野菜や果物と組み合わせて摂れるようにしてくださいね。

里芋を離乳食に使うときのポイント・注意点

ポイント・注意点

  1. 十分にやわらかくなるまで加熱する
  2. アクを取り除く
  3. かゆみやじんましんに注意する
里芋は十分にやわらかくなるまで、加熱してください。アクがあるので、取り除いたりゆでこぼしたりしましょう。

また、里芋はかゆみを起こしやすい物質を持っているため、アレルギーの反応を介さずかゆみやじんましんが起こることがあります。お子さんの様子に注意をしながら、少しずつあげてください。(※3,4)

【基本】離乳食用の里芋のゆで方

Photo by 長曾我部 真未

材料・分量

  1. 里芋……160g(2~3個)

Photo by 長曾我部 真未

作り方

  1. 里芋は、皮をむかずに電子レンジ600Wで2~3分加熱する
  2. 熱いうちに皮をむき、フォークで粗くつぶす

【離乳食中期のレシピ】里芋のホワイトソース

Photo by 長曾我部 真未

材料・分量

  1. 里芋……1個(下ごしらえ済みのもの)
  2. 豆乳……50cc
  3. みそ……小さじ1/2~1杯

作り方

  1. 里芋をすりつぶす、またはフードプロセッサーでなめらかな状態にする
  2. 鍋に(1)を入れ、豆乳とみそを加えて煮込んだら完成
ポイントと注意点:
・そのままでも美味しく食べられますが、ホワイトソースとしてグラタンやパスタなどにも使えます

・乳製品アレルギーがなければ豆乳を牛乳に変えてもOKです。大豆アレルギーの場合は豆乳ではなく、牛乳やオーツミルクに変更してください

【離乳食後期のレシピ】里芋のコロッケ

Photo by 長曾我部 真未

材料・分量

  1. 里芋……60g(下ごしらえ済みのもの)
  2. にんじん……20g(下ごしらえ済みのもの)
  3. ツナ缶(水煮)……15g
  4. パン粉……小さじ2杯
  5. 油……少々

作り方

  1. 里芋、にんじん、ツナを混ぜ合わせる
  2. 油を熱したフライパンでパン粉を炒る
  3. (1)を3等分して小判型にし、(2)をまぶして完成
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