ライター : ひらおかゆうか

料理研究家/管理栄養士

おせちの主役!ふっくら味の染み込むえびのうま煮

Photo by ひらおかゆうか

豪華で存在感のあるえびを、おせち料理に入れる由来をご存知ですか。曲がった腰と長いひげが腰の曲がった老人に例えられ、長寿を連想させます。また脱皮を繰り返すえびは、生まれ変わり・成長・発展を意味し、縁起の良い食材です。

えびのうま煮は、家族から大好評ですぐになくなるひと品。プリップリの食感と甘みのあるだしが染み込み、子どもから大人まで食べやすいですよ。有頭えびを使うことでみそが溶け出し、うまみが増します。冷めてもおいしく食べられる点もお気に入りです。

保存版。冷めてもおいしいえびのうま煮レシピ

Photo by ひらおかゆうか

調理時間 25
*冷蔵庫で冷やす時間は含みません
保存期間:冷蔵で2〜3日

作るのがむずかしく思えるえびのうま煮。実際に「身が硬くなってしまう」「殻付きのまま背わたを取る方法がわからない」などお困りの方も多いのではないでしょうか。

この記事ではえびの正しい処理の仕方から、プリッと食感に仕上がるポイントまで伝授します。

材料(4人分)

Photo by ひらおかゆうか

レシピのポイント・おいしく作るコツ

コツ・ポイント

  1. えびは大きな殻付きのものを選ぶ
  2. 頭の先や尾の先、ひげの形を整える
  3. 短時間で加熱し、急冷してふっくら仕上げる
  4. 煮汁だけを煮詰めて艶感を出す

えびは大きな殻付きのものを選ぶ

えびのうま煮には大きな殻付きのものを使いましょう。とくにブラックタイガーや車えびは、華やかさを演出できるのでおすすめです。殻付きにすると加熱した際に身が縮みにくくなります。

頭の先や尾の先、ひげの形を整える

頭の先や尾の先、ひげなどは形を整えると重箱の収まりが良くなります。角は鋭く危険なので、食べやすくするためにも整えましょう。

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