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子どもが「こんにゃく」を食べられるのは何歳から?
こんにゃくは弾力が強く、つるつるとしていて赤ちゃんにとってはむずかしい食材です。そのためのどに詰まらせるおそれがあり、離乳食期には食べさせないようにするのがいいでしょう。
こんにゃくが食べられるのは、早くても離乳食が完了する18か月(1歳6か月)以降に、幼児食に移行してから。お子さんの口の発達をしっかり見極めて、こんにゃくを安全に取り入れてくださいね。(※1,2)
こんにゃくが食べられるのは、早くても離乳食が完了する18か月(1歳6か月)以降に、幼児食に移行してから。お子さんの口の発達をしっかり見極めて、こんにゃくを安全に取り入れてくださいね。(※1,2)
子どもに「こんにゃく」を与えるときのポイント・注意点
ポイント
- 大きさに注意
- あく抜きをしっかりと
- アレルギー反応が出ないか確かめて
- 隠し包丁を入れて食べやすく
大きさに注意
こんにゃくは弾力があり、咀嚼が大変な食材です。そのため、ひと口大より少し小さく切ってあげると、幼児食期のお子さんでも咀嚼しやすくなりますよ。
また、薄くスライスすると奥歯にのせやすくなり、しっかり噛むことができます。しらたきを小さく切ってほかの食材とともにとろみをつけると食べやすくなるので、試してみてくださいね。(※3)
また、薄くスライスすると奥歯にのせやすくなり、しっかり噛むことができます。しらたきを小さく切ってほかの食材とともにとろみをつけると食べやすくなるので、試してみてくださいね。(※3)
あく抜きをしっかりと
こんにゃくの原料であるこんにゃく芋には、苦味やえぐみのもとになる「フェノール誘導体」「シュウ酸塩」という成分と、くさみのもとになる「トリメチルアミン」という成分が含まれています。凝固剤として使われる「水酸化カルシウム」も合わさり、こんにゃくの苦味やえぐみになります。
最近のこんにゃくは精製度が向上しており、苦みやえぐみを感じにくいものもありますが、味覚が敏感な幼児食期にはしっかりとあく抜きをしてあげると食べやすくなりますよ。(※4)
最近のこんにゃくは精製度が向上しており、苦みやえぐみを感じにくいものもありますが、味覚が敏感な幼児食期にはしっかりとあく抜きをしてあげると食べやすくなりますよ。(※4)
アレルギー反応が出ないか確かめて
こんにゃくを初めて食べるときは、アレルギー反応が出ないか確かめましょう。必ず少量から試し、体調の変化がないかを確認してくださいね。もし少しでもいつもと様子が違うようなら、病院で診てもらうことをおすすめします。
何かあったときに対応できるよう、初めての食材は病院が開いている時間に試すようにしましょう。(※5)
何かあったときに対応できるよう、初めての食材は病院が開いている時間に試すようにしましょう。(※5)
隠し包丁を入れて食べやすく
表面がつるつるしている板こんにゃくは、隠し包丁を入れると食べやすくなります。また味しみもよくなり、薄味でもしっかりと味がつきますよ。
小さく切る前に両面にななめに切り込みを入れると噛み切りやすくなるので、幼児食期のお子さんだけでなく年配の方にもおすすめです。(※3)
小さく切る前に両面にななめに切り込みを入れると噛み切りやすくなるので、幼児食期のお子さんだけでなく年配の方にもおすすめです。(※3)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。