下ごしらえ
・生地用に30〜35℃ほど、温めのお湯を準備します。(触ってぬるいと感じるくらいの温度が目安です。)
・材料を全て計量し、常温に戻します。
・クッキングシートを10cm四方程度の四角形に切った物を4枚作ります。
・鍋は蒸籠よりひと回り小さいか、ちょうどのサイズのものがあればそれを使います。
作り方
1
基本の生地を作ります。ボウルに薄力粉、強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、ベーキングパウダーを配置し、ドライイースト目掛けて仕込み水を流し入れ、ヘラで混ぜます。
2
ボウルの中の生地がある程度馴染み、粉っぽさが無くなったら台に出して捏ね始めます。
3
5分ほど捏ねて生地がまとまってなめらかになってきたら、ごま油を加えて更に捏ねます。
4
ごま油が馴染んで生地がなめらかになったらこねあがりです。
5
油脂(分量外)を塗ったボウルに閉じ目を下にして置き、固く絞った濡布巾を被せて一次発酵します。35℃で30〜40分ほど2倍の大きさになるまで発酵させます。
6
肉だねを作ります。豚こま肉は包丁で細かく刻みます。
7
長ねぎはみじん切りにします。
8
ボウルに刻んだ豚こま肉、みじん切りにした長ねぎ、塩、ホワイトペッパー、オイスターソース、しょうゆ、ごま油、片栗粉を加えて軽く練り、具材をまとめます。(他の具材を入れる時は、この時に一緒に加えて下さい。)
9
できた肉だねを4つに分けて、使うまで置いておきます。
10
⑤の生地がふっくら2倍ほどの大きさに膨らんだら、粉をつけた指で中心部分をさしてみて、生地が戻ってこなければ発酵完了です。
11
軽く握った手で生地のガスをやさしく抜きます。
12
生地を均等に4個に分割し、それぞれを丸め直します。とじ目を下にして固く絞った濡布巾を被せ、10分ほど生地を休ませます。
13
少しの打ち粉をした台の上で10cmほどの円形(中心は少し膨らませる)にのばします。
14
真ん中に⑨の肉だねをのせます。
15
まず、上下の生地を中心に持ってきて合わせ、つまみます。具材の水分や油が生地につかないように注意してください。
16
次に両横側の生地を持ってきて合わせてつまみます。
17
次に、対角上の生地を中心に持ってきて合わせてつまみます。
18
逆側の対角の生地も中心に持ってきて合わせてつまみます。
19
形を整えます。
20
準備したクッキングシートの上にのせて、蒸籠の中に4つ入れます。
21
蓋をして、室温で20~30分ほど生地を休ませ、発酵させます。
22
発酵後の状態。ふっくら一回り大きくなっていれば発酵完了です。この時、閉じ目が少し開いているようなら、つまんでとじます。
23
鍋にお湯を沸騰させ、蒸籠をのせて15分ほど強火で蒸します。
24
蒸し上がり。ほかほか熱いうちに召し上がれ。蒸籠の蓋を開ける時は、熱い蒸気が一度に噴き出るので気をつけてくださいね。
コツ・ポイント
- 生地はパンのように膜が張るまで捏ねないで大丈夫です。捏ね始めて10分ほどでOKです。
- 気温が高い場合、肉だねは冷蔵庫に入れてください。
- 肉だねを包む際、周りの生地に水分や油がついてしまうと発酵中や蒸している間に弾けてしまうので、肉だねは真ん中にだけのせてくださいね。
- 蒸している間は、開けないようにしてください。
よくある質問
すぐに召し上がらない場合は、清潔な容器に入れて保存し、翌日中にはお召し上がりください。
・上白糖は別の砂糖でも代用できますか?
使う砂糖によって仕上がりの風味や食感が若干異なりますが、ご家庭にある砂糖で代用できます。
・ごま油以外の油でも代用可能ですか?
風味は少し異なってしまいますが、ごま油の他にサラダ油やオリーブオイルでも代用していただけます。
・豚こま肉は豚ひき肉でも代用できますか?
豚ひき肉でも代用できます。