夜ではなく朝飲む

寝ている間は果糖に含まれる糖分が体内に吸収されやすくなるため、寝る前に野菜ジュースを飲むと太りやすくなります。

野菜ジュースを飲むタイミングは朝がおすすめですが、寝ている間に水分が失われているので、まずは水分補給をしてから野菜ジュースを飲むようにするようにしてくださいね。(※14)

補助的に食生活に取り入れる

野菜の摂取目標量は一日あたり350gとされていますが、20歳以上の野菜の摂取量は平均で292.3g/日と不足しています。また男性と女性で比較をすると、男性よりも女性の方が野菜の摂取量は少ない傾向にあります。

日々の食事では摂りきれない野菜や栄養素を補助的に摂取するために、野菜ジュースを取り入れるのがおすすめですよ。(※14,15)

【Q&A】生野菜と野菜ジュースの効果の違いは?

A:生野菜と野菜ジュースでは、含まれる栄養素に違いがあります。摂りたい栄養によって摂取の方法を変えるとよいでしょう。

野菜ジュースを作る過程で、野菜を絞ったり加熱をしたりといった処理によって栄養素の量が変わります。ビタミンCや食物繊維は減少する一方、リコピンやβ-カロテンは生の野菜から摂るよりも、野菜ジュースから摂るほうが効率よく摂取できます。(※2)

【Q&A】野菜ジュースを毎朝飲むとどんな効果が期待できる?

A:野菜ジュースを毎朝飲むことで代謝が上がり、一部の栄養素を効率よく吸収できます。

栄養素は時間帯によって吸収のしやすさに違いがあります。リコピンや油に溶けやすいビタミンは、朝摂取の場合にもっとも吸収されやすいことが知られています。(※14,16,17)

【Q&A】野菜ジュースは毎日飲んでもよい?

A:毎日飲んでも構いませんが、飲み過ぎには注意しましょう。

野菜ジュースには砂糖や塩分が添加されていることがあります。砂糖や塩の摂り過ぎにならないように、野菜ジュースを飲む際は一般的な紙パックタイプで一日1本(200ml)を目安に取り入れましょう。(※2,13)

【Q&A】野菜ジュースで一日分の野菜が摂れる?

A:野菜ジュースだけでは一日分の野菜は摂れません。

野菜ジュースには野菜本来の栄養素がそのまま含まれるわけではありません。実際の野菜をバランスよく摂ったうえで、不足しがちな野菜を補うために野菜ジュースを取り入れましょう。(※2)
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