シロップやはちみつは使わない

ホットケーキミックスには、砂糖が含まれていて甘く仕上がるようになっています。糖分が多いものは消化へ負担をかけるおそれがあります。また、味覚への影響も心配なので、使用を控えましょう。

赤ちゃんが食べるときには、シロップをつける必要はありません。また、はちみつは乳児ボツリヌス症にかかるおそれがあるため、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。(※5)

離乳食用のホットケーキミックスの選び方

ポイント

  1. シンプルな原材料のものを選ぶ
  2. なるべく国産原材料のものを選ぶ
  3. 使い切れるサイズのものを選ぶ
ホットケーキミックスの原材料は添加物の少ないシンプルなもの、国産のものをおすすめします。離乳食に使うホットケーキミックスは、原材料表示をよく見て選ぶといいでしょう。

小さいサイズのものや小分けになっているものを購入すれば、保存せずに使い切れるので衛生面でも安心です。(※1,2)

離乳食用のホットケーキミックスは開封後どう保存すればいい?

ホットケーキミックスを開封したら、基本的には一度で使い切ることが理想です。しかし、離乳食は少量なので、一度に使い切れない場合が多いですよね。

パンケーキ症候群の対策として、残ってしまった場合にはしっかり封をして冷蔵庫で保存しましょう。残ったホットケーキミックスは、早めに使い切るように心がけることが大切です。(※2)

離乳食に市販(大人用)のホットケーキミックスを使ってもよい?

大人用のホットケーキミックスは、砂糖が多めなので注意が必要です。砂糖が多いと赤ちゃんの消化吸収の負担になるほか、味覚への影響も気になるところですね。

離乳食の時期には赤ちゃん用のホットケーキミックスを使うようにしましょう。大人用のホットケーキミックスは、完了期頃に少量でしたら使うことができますよ。(※1,3,5)

ホットケーキミックスは離乳食で大活躍!

ホットケーキミックスは離乳食後期頃から使用可能です。野菜ペーストや牛乳を混ぜて、野菜入り蒸しパンを作ることもできますよ。ホットケーキや蒸しパンが食べられるようになったら、1歳の誕生日ケーキ作りも簡単です。お子さんの誕生月に手に入る、旬のフルーツでぜひ作ってみてくださいね。

※お子さんには個人差がありますので、発達に応じて形状・量などを調整してください。
※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。
【参考文献】
(2024/09/22参照)
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