ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

野菜ソムリエが解説。さつまいもの甘辛煮のポイント

コツ・ポイント

  1. さつまいもは変色防止のため、カットしたらすぐに水にさらす
  2. 沸騰させないように弱火でじっくり煮る
  3. 煮汁ごと冷ますと味がしっかり染み込む

1. さつまいもは変色防止のため、カットしたらすぐに水にさらす

さつまいもはアクが強く、空気に触れると褐色に変わります。切ったらすぐに水にさらし、10分ほどおきましょう。また水にさらすことでアクが抜け、えぐみを取り除けます。味付けが染みやすくなるという効果もありますよ。

2. 沸騰させないように弱火でじっくり煮る

さつまいもは、低温でじっくり加熱することでより甘くなる性質があります。強火で煮るとさつまいもの甘みが引き出される前に火が通るため、弱火でコトコト煮るのがポイントです。沸騰させると煮崩れしやすい点も注意が必要。かならず火加減を守ってゆっくり煮てください。

3. 煮汁ごと冷ますと味がしっかり染み込む

さつまいもの甘辛煮は、できあがってすぐよりも煮汁ごと冷ましたあとのほうが味がなじみ、おいしくなります。完成したら、落とし蓋をしたまま放置して味を染み込ませるのがポイントですよ。

甘さ引き立つ。さつまいもの甘辛煮のレシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 30
*冷ます時間は含みません
保存期間:冷蔵で2〜3日

甘辛い味付けがしっかり染み込んださつまいもの煮物は、格別の味わいです。おかずにもおやつにもなるので、作り方を覚えておくと重宝しますよ。この記事では、野菜ソムリエがしっとりやわらかく仕上げるさつまいもの甘辛煮をご紹介します。

さつまいも本来の甘さを引き出すポイントや煮崩れしないコツも必見。味が決まらず物足りなかったりパサパサになったりする悩みも一気に解決しますよ♪ ぜひ参考にして作ってみてくださいね。

材料(2〜3人分)

Photo by 稲吉永恵

編集部のおすすめ