目次
マグロの栄養を食べるときのポイント
ポイント
- 加熱調理に注意する
- 効率よく栄養を摂れる食材と組み合わせる
- 妊娠中は食べる量に注意する
加熱調理に注意する
マグロに豊富に含まれる栄養素のうちDHAとEPAは調理によって減少するため、注意が必要です。効率よく摂取するためには刺身にして生のまま食べましょう。
加熱調理する場合は、揚げ物の損失が大きいため避けるとよいでしょう。缶詰を使う場合は汁ごと使うことで無駄なく栄養を摂れます。（※23,24）
加熱調理する場合は、揚げ物の損失が大きいため避けるとよいでしょう。缶詰を使う場合は汁ごと使うことで無駄なく栄養を摂れます。（※23,24）
効率よく栄養を摂れる食材と組み合わせる
マグロに含まれるEPAは酸化しやすい栄養素です。体内での酸化を抑えるには抗酸化作用をもつβ-カロテンやビタミンC・Eを豊富に含む食材を一緒に食べるとよいでしょう。よく見る組み合わせのアボカドはビタミンEを豊富に含むため、相性がよいです。
アボカドにはマグロに含まれない食物繊維も含むことから、栄養のバランスを保つのに役立ちます。（※4,5,6,25）
アボカドにはマグロに含まれない食物繊維も含むことから、栄養のバランスを保つのに役立ちます。（※4,5,6,25）
妊娠中は食べる量に注意する
マグロは体に嬉しい栄養がたくさん含まれますが、妊娠中は食べる量に注意が必要です。マグロは比較的大きい魚のため、食物連鎖の中で自然界に存在する水銀を、小さい魚よりも多く摂り入れてしまっています。
妊娠中に一定量以上の水銀を摂ってしまうと胎児に影響が出る場合があるため、食べ過ぎないように注意しましょう。（※26）
妊娠中に一定量以上の水銀を摂ってしまうと胎児に影響が出る場合があるため、食べ過ぎないように注意しましょう。（※26）
マグロをおいしく食べて豊富な栄養を摂り入れよう
日本人に人気のマグロはDHAやEPAをはじめ、体に嬉しいはたらきをもたらす栄養が含まれた魚です。天然と養殖、部位によって、また缶詰のように加工方法によっても含まれる栄養素の内訳は変わります。そのときに欲しい栄養を効率よく摂り入れて、おいしくマグロを楽しみましょう。
【参考文献】
（2023/09/11参照）
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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