ライター : 藤井千晃

管理栄養士コンテンツクリエイター

パイナップルの栄養と効果効能

栄養

  1. コラーゲンの生成に関わる「ビタミンC」
  2. 目や皮膚の粘膜を健康を保つ「β-カロテン」
  3. 神経刺激の伝達に関わっている「カリウム」
  4. 便秘抑制の作用がある「食物繊維」
  5. 胃腸のはたらきを整える「クエン酸」
  6. 消化を促進するはたらきを持つ「ブロメライン」

コラーゲンの生成に関わる「ビタミンC」

パイナップル100gに含まれているビタミンCは、35mgです。ビタミンCはコラーゲンの生成に必須の栄養素です。

抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれ、老化を抑える作用もあります。また皮膚のメラニン色素の生成を抑制するため、日焼け対策も期待できます。(※1,2,3)

目や皮膚の粘膜を健康を保つ「β-カロテン」

パイナップル100gに含まれているβ-カロテンは、38μgです。

β-カロテンは、体内でビタミンAに変換されることが知られています。ビタミンAの主要な成分であるレチノールには、目や皮膚の粘膜を健康を保つはたらきがあります。(※1,4)

神経刺激の伝達に関わっている「カリウム」

パイナップル100gに含まれているカリウムは、150mgです。

カリウムはナトリウムと相互に作用しながら、細胞の浸透圧を維持しています。水分を保持するはたらきも担っています。また神経刺激の伝達や筋肉機能の調節にも関わっているのです。(※1,5)

便秘抑制の作用がある「食物繊維」

パイナップル100gに含まれている食物繊維は、1.2gです。食物繊維は善玉腸内細菌のエサとなり、腸内環境にいいはたらきをします。

便秘対策に役立つほか、コレステロール値を低下させたり、血糖値の上昇を緩やかにしたりするはたらきが期待されます。(※1,6)

胃腸のはたらきを整える「クエン酸」

パイナップル100gに含まれているクエン酸は、0.6gです。クエン酸には胃腸のはたらきを整えたり、活性酸素を取り除いたりとさまざまな作用があります。

また、マグネシウムやカルシウム、鉄の吸収を助けます。さらに、食欲を増進させるはたらきもあるのです。(※7,8)
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