ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

あずきのカロリーと糖質

カロリー糖質量
乾燥あずき304kcal34.8g
ゆであずき124kcal16.9g
あずきの缶詰202kcal45.8g
(※1,2,3)
乾燥のあずきは100gあたり304kcal、糖質34.8gです。ゆであずきは水分を吸って重さが増すため100gあたり124kcal、糖質16.9gとカロリーや糖質は低くなります。

あずきの缶詰はゆであずきに砂糖が加えてあり、100gあたり202kcal、糖質45.8gと糖質が一番高いです。

あずきの加工品のカロリーと糖質

カロリー糖質量
こしあん255kcal54.9g
つぶあん239kcal48.3g
さらしあん335kcal40.0g
(※4,5,6)
つぶあんと比べて、カロリーと糖質がやや高めのこしあん。こしあんはあずきを炊き、裏ごしして皮を取り除いていますが、つぶあんはあずきの皮が含まれています。

さらしあんはあずきを炊いて皮を取り除いた生あんを乾燥させ、粉末状にしたものです。水分が少ないため軽く、カロリーは高めです。しかし、砂糖が入っていないので、糖質は低くなります。

ほかの豆類と比べると

カロリー糖質量
乾燥あずき304kcal34.8g
乾燥大豆372kcal8.0g
乾燥いんげん豆280kcal36.8g
乾燥ひよこ豆336kcal45.2g
(※1,7,8,9)
乾燥いんげん豆と乾燥ひよこ豆のカロリーに占める糖質量の割合は、50パーセント前後と乾燥あずきと比べ、さほど変わりません。乾燥大豆だけは100gあたりの糖質量が8.0gと少なくなっています。乾燥大豆には、たんぱく質と脂質が多く含まれているためです。

あずきをヘルシーに楽しむポイント

ポイント

  1. 無糖タイプのあずき缶を選ぶ
  2. こしあんよりつぶあんを選ぶ
  3. あんこは手作りする
  4. あずきを料理に使う

無糖タイプのあずき缶を選ぶ

あずき缶には砂糖が入っている「加糖タイプ」と砂糖が入っていない「無糖タイプ」があります。ダイエット中は無糖タイプがおすすめ。好みで砂糖を加え、甘さを調整できます。もちろん、そのまま食べても構いません。あずき本来の味を楽しめます。

そのほか、甘さ控えめタイプや糖質オフタイプなどもありますよ。

こしあんよりはつぶあんを選ぶ

あんこをヘルシーに楽しむ場合は、こしあんよりもつぶあんを選びましょう。つぶあんはこしあんよりもカロリーと糖質が低く、食物繊維が多く含まれています。食物繊維は便秘対策に役立つほか、脂質、糖、ナトリウムを体外に排出する作用がありますよ。(※4,5,10)
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