あんこは手作りする

あんこは手作りすると、砂糖の量を自分で調整できます。時間はかかりますが、あずきを煮て砂糖を加えて練るだけなので、意外と簡単ですよ。

また、砂糖を使わずに作る発酵あんこというものもあります。あずきと米麹を混ぜ合わせて、発酵するだけ。あずきが分解されて自然な甘みが出て、砂糖なしでもおいしく食べられますよ。

あずきを料理に使う

あずきと言えば、あんこやぜんざいなどスイーツのイメージが強いかもしれませんが、料理にも使えます。あずきをゆでてやわらかくし、サラダにのせたり、スープに入れたりと大活躍。くせがないため、いろいろな料理に使ってみてくださいね。

【Q&A】あずきを摂ってよい量は一日に何グラムまで?

A:あずきの一日に摂ってよい量は、はっきりと決まっていません。厚生労働省は健康日本21で、豆類摂取量の目標値を成人一日あたり100g以上としています。

大豆やいんげん豆など、ほかの豆類と組み合わせて100g以上摂取できるように心がけましょう。(※11)

【Q&A】あずきにはダイエットに役立つ栄養がある?

A:あずきに含まれるビタミンB1食物繊維がおすすめです。ビタミンB1は糖質の代謝を促進し、エネルギーに変える作用があります。

食物繊維は腸にたまった老廃物を体の外へ出すはたらきや腸のぜん動運動を促進する働はたらきがあるため、便秘対策に役立ちますよ。(※1,12,13)

【Q&A】あずきはほかの豆類と比べて太りにくい?

A:あずきはほかの豆類と比べて、特別にカロリーや糖質量が低いというわけではないため、太りにくいということはありません。

あずきをあんこで食べる場合、砂糖を多く使うので、食べ過ぎには注意してくださいね。(※1,7,8,9)

あずきをヘルシーに楽しもう!

あんこのイメージが強いあずき。カロリーや糖質量が低いというわけではないため、ダイエット向きの食材であるとは言えません。しかし、あんこの砂糖を控えたり、料理に使ったりすると、ダイエット中も食べられます。ヘルシーに楽しむポイントを押さえて、あずきを楽しんでくださいね。
【参考文献】
(2023/08/28参照)
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