【つぶあん VS こしあん】作り方や栄養・カロリーの違いとは?

あんこの永遠のテーマともいえるつぶあん派かこしあん派か。つぶあんは小豆の風味を、こしあんはなめらなか口どけが楽しめ、なかなか優劣がつけづらいですよね。どちらもいいとこがあり、作り方も食感も、さらには栄養価まで違いますが、ここでそれぞれの特徴を一度おさらいしてみませんか?

2019年7月23日 更新

【つぶあん VS こしあん】作り方の違い

「つぶあん」の作り方

小豆を洗ってからひと晩たっぷりの水に漬けて吸水させます。水を吸ったら鍋に小豆と水を入れ、中火で1度沸騰。このとき小豆が浮いてくるので、そこで水をさらに追加、再沸騰させたら湯を切りざるで水洗いします。

この作業を数回繰り返した後、小豆がかぶるくらいの水を加えて、小豆がおどらないくらいの火加減でコトコト煮てください。

小豆が指で潰れるくらいにやわらかくなったら水を切り、砂糖と塩を加えて、豆の形が潰れないように混ぜ、煮詰めていけば完成。

「こしあん」の作り方

お盆に乗ったこしあんとお茶と割りばし

Photo by Snapmart

こしあんの作り方は、途中まではつぶあんと一緒。小豆が指で潰れるくらいやわらかくなったら冷水を入れたボウルを用意し、そこへこし器などで小豆の皮を取りのぞいて入れます。

ボウルに溜まった小豆汁は数十分ほど置くと小豆が沈んできます。上部に出てくる透き通った上水を流し捨て、新たに冷水を加えます。この作業を5回程行い、サラシなどで水気を絞れば生あんの完成です。

最後に砂糖と塩入れて鍋で炊き、木べらで餡をすくえるくらいの固さに練り上げればできあがり。

【つぶあん VS こしあん】食感の違い

小豆の食感が味わえる「つぶあん」

つぶあんは小豆の皮を残しているので、粒の食感を楽しむことができます。一般的にスーパーに売られているものはある程度、小豆が潰されていることが多いですが、和菓子屋さんや作り手のこだわりによっては粒をあまり潰さないように作られることも。

つぶあんは大福や最中、きんつば、どら焼き、たい焼きなどに用いられることが多く、あんこの存在感をしっかりだしたいお菓子に向いているとされています。

なめらかな食感の「こしあん」

こしあんが使われた三食団子

Photo by Snapmart

一方でこしあんはなめらかな舌触りとサラッとした口当たりが特徴。皮がない分、まるでクリームのような上品な印象を与えてくれます。

こしあんはあんまん、羊羹、水まんじゅう、おはぎなどに使われることが多いです。特に夏の和菓子、水羊羹や葛まんじゅうなど、口どけを重視するお菓子と相性がよいとされています。

【つぶあん VS こしあん】栄養・カロリーの違い

ポリフェノール豊富な「つぶあん」

小さめの器に入ったつぶあんと木製スプーン

Photo by Snapmart

つぶあんには抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれており、動脈硬化の予防や美肌効果が期待できるとされています。また、サポニンという利尿や便通をうながす成分も含まれているので、むくみ解消も期待できます♪(※1)

カロリーは100gあたり244kcalとなっており、こしあんよりもちょっと高め。これは粒が入っているからですが、チョコレートの100gあたり558kcal(※2)と比べたらかなり低カロリーといえますね。

鉄分豊富な「こしあん」

こしあん、抹茶アイス、さくらんぼなどが乗ったあんみつ

Photo by Snapmart

意外かもしれませんが、こしあんには鉄分がとっても豊富に含まれています。鉄分が多く含まれていると貧血予防だけでなく肌トラブルの改善も期待できるので、女性にとってはうれしいですね。(※1)

気になるカロリーですが、100gあたり155kcalととっても低め。皮を取り除いているだけで約100kcal近く差がでることにおどろきですね!(※2) しかし、カロリーが低いといってもお砂糖をたくさん使っているので、食べすぎはNGです。
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