ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

基本のさつまいもジャムのレシピ

Photo by Raico

調理時間 30
バターを使った、さつまいもジャムの作り方です。ねっとりしたさつまいもの甘味と、バターのコクがベストマッチ。マッシャーで粗目につぶしますが、なめらかな口当たりにしたい場合は、裏ごしするとよいでしょう。

材料(作りやすい分量)

Photo by Raico

  • さつまいも 1本(正味250g)
  • きび砂糖 50g
  • 200cc
  • バター(無塩) 50g
  • ひとつまみ

作り方

1.さつまいもを切る

2cm角にカットしたさつまいも

Photo by Raico

さつまいもは厚めに皮をむいて2cm角程度に切り、水にさらしたあと水気を切ります。

2.さつまいもを煮る

鍋に入ったさつまいも、砂糖、水

Photo by Raico

鍋に1、砂糖、水を入れて中火にかけ、煮詰めます。
鍋に入ったさつまいもをマッシャーでつぶす様子

Photo by Raico

水気が少なくなりさつまいもがやわらかくなったら、火を止めてマッシャーでつぶします。水分が多いようなら、もう一度加熱して水分を飛ばします。

3.バターを混ぜて瓶に詰める

鍋の中にバターを加え、ゴムベラで混ぜる様子

Photo by Raico

バターと塩を加えて、ゴムベラで混ぜ合わせます。
さつまいもジャムを瓶に詰める様子

Photo by Raico

煮沸消毒した瓶に詰めて、できあがりです。

コツ・ポイント

  1. やわらかくなるまでさつまいもに火を通す
  2. 焦げやすいので、ゴムベラでかき混ぜながら水分を飛ばす
  3. 少しゆるいと感じる程度で加熱をやめる
  4. さつまいを小さく切るとゆでる時間を短縮できる
  5. 電子レンジで作ってもOK
電子レンジで作るときは、まずさつまいもだけをやわらかくなるまで加熱してつぶし、砂糖を加えて数分再加熱します。バターと塩を加えて、よく混ぜ合わせましょう。

保存方法と日持ちについて

手作りのさつまいもジャムは、あまり日持ちがしません。冷蔵で1週間、冷凍で2週間保存が可能です。

さつまいもジャムは、煮沸消毒した瓶の95%程度詰めて、熱いうちにふたをしましょう。ふたを閉めて逆さにして冷ますと、空気を抜くことができますよ。

さつまいもの種類によって異なる食感と味わい

いもの種類食感・味わい
なると金時ほくほくして甘味がくどくない
安納芋ねっとりしてとても甘い
紅はるかしっとりしてとても甘い
紅あずまほくほくして上品な甘味がある
むらさきいもねっとりとほくほくの中間、甘味は少なくあっさり

さつまいもジャムの使い道は?おすすめの食べ方を紹介

さつまいもジャムはそのまま食べるほか、パンに塗ったりクッキーにのせたり、プリンやアイスクリームに添えたりするとおいしいです。マフィンやパウンドケーキなどお菓子作りに活用してもOK。甘味が強くないので、料理にも使えますよ。

編集部のおすすめ