材料(4人分)

Photo by 馬原 香織

  • いわし 4尾(320g)
  • しょうが 2片
  • 大さじ4杯
  • しょうゆ 大さじ2杯
  • 砂糖 大さじ2杯
  • みりん 大さじ2杯
  • 穀物酢 大さじ2杯
  • 200cc

下ごしらえ

いわしの頭と尾を切り落とす

いわしの頭を包丁で切り落とす様子

Photo by 馬原 香織

いわしはサッと水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取り、頭と尾を包丁で切り落とします。

いわしの内臓を取り除いて、流水で洗う

いわしの内臓を取り除き、流水で洗う様子

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いわしの内臓を手や包丁で取り除き、腹の中を水で洗い流します。背骨に沿って指を動かしながら洗い、取り切れなかった血合いや臭みの原因となる内臓を洗い流してください。 長時間水にさらすと水っぽくなってしまうので、サッと短時間で済ませます。最後にキッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。

いわしを食べやすい大きさに切る

いわし4尾をそれぞれ3等分に切って、並べた様子

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いわしを食べやすい大きさに切ります。お好みで丸ごと煮てもOKですが、時短で煮たい場合は、3等分程度煮切っておくとよいでしょう。

作り方

1.しょうがを千切りにする

しょうがを千切りにした様子

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しょうがは皮をむき、千切りにします。

2.調味料としょうがと水を煮立たせる

鍋に水と調味料としょうがを入れて火にかける様子

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いわしがぴったり入る鍋に、水と調味料としょうがを入れて中火にかけ煮立たせます。

3.いわしを加える

鍋にいわしを加えて、加熱する様子

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いわしを加えて、再び煮立つまで中火で加熱します。アクが出てきたら取り除いてください。

4.落とし蓋をして煮る

クッキングシートの落とし蓋をかぶせて煮込む様子

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落とし蓋をして、コトコト煮立つ程度の弱火で60分煮ます。大きめのいわしの場合や、時間に余裕のあるときは、様子を見ながら75~90分程煮込みましょう。 ときどき鍋の中身を確認して、煮汁が減っていたら、水を追加してください。煮汁がすぐに減る場合は、火加減が強すぎる可能性があります。弱火で少しコトコト煮立つ程度の火加減に調整しましょう。

5.落とし蓋をはずして煮詰めて仕上げる

いわしのしょうが煮を器に盛り付けた様子

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煮汁が多く残っていたら、少し残る程度まで煮詰めます。しょうがや汁と一緒にいわしを器に盛り付けて完成です。

臭みが和らぐ!一緒に入れたい優秀食材

しょうが

香味野菜としても知られるしょうがは、独特のさわやかな香りが特徴です。しょうがの香りがいわしの臭いをカバーしてくれるため、一緒に入れることで臭みのない煮物に仕上がります。

梅干し、酢

いわしを煮るとき、梅干しや酢を加えて煮ると臭みが抑えられると言われています。梅干しや酢に含まれる酸に、魚の臭みを抑える効果が期待できるためです。煮込むことで酸味が飛ぶので、煮汁が酸っぱくなることはありません。

長ねぎ

長ねぎには、肉や魚から出る臭いを抑える成分が含まれています。肉や魚を煮込むときに長ねぎの青い部分を煮込むのは、そのためです。

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