ライター : 伊藤亜希/piccolo266

イタリアンバルの共同経営者 / 編集 / ライター

ペコリーノ・ロマーノで!本場の味のカチョエペペ

Photo by piccolo266

調理時間 20
*パスタのゆで時間により異なります。ゆでるお湯を沸かす時間は別
チーズと胡椒(ブラックペッパー)のみで味付けするカチョエペペ。日本ではパルミジャーノレッジャーノを使ったレシピが有名ですが、本場では羊のミルクから吊ったペコリーノ・ロマーノというチーズを使います。カルボナーラよりも材料も少なく、レシピもシンプルで簡単なカチョエペペは、食材選びや、調理のちょっとしたコツで本場の味に!バターのコクもあり濃厚な味わいで食べ応えも十分。プロが作る本格的なレシピに加え、簡単に作れるレシピ、ちょい足しアレンジレシピも合わせてご紹介します。

材料(2人分)

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上手に作るコツ/ポイント

コツ・ポイント

  1. パスタは太さ1.8mm以上を選ぶ
  2. パスタをゆでるお湯は沸騰直前のギリギリを保つ
  3. ソース作りにはできれば片手鍋を使う
  4. ペコリーノ・ロマーノで作る際はソースにゆで汁を使わない
  5. チーズは最後に入れ、火を止めた後の余熱で混ぜる
  6. 胡椒はブラックペッパーの粗挽きがベスト

パスタは太さ1.8mm以上を選ぶ

スパゲッティで1.8mm以上、可能ならばイタリア産の乾麺を選んでください。太い麺の方がピークタイム(アルデンテの状態)が長く、扱いやすいです。また同じ太さで別メーカーのパスタがある場合は、見た目で表面が荒いパスタを選ぶのもポイント。面が荒い方がソースが絡みやすく、時間も短縮できます。近場のお店にない場合は手に入る1番太い麺を選びましょう。

パスタをゆでるお湯は沸騰直前のギリギリを保つ

98度を超えるとパスタの表面のでんぷん質が壊れ、おいしさの元がお湯に溶けてしまいます。さらに、ゆでている途中で何度もかき混ぜると、パスタ同士の摩擦で同様の状態になります。パスタをお湯に入れた最初の段階でかき混ぜ、パスタ同士がくっついていないことを確認した後は、一分に一回くらいゆっくり混ぜてゆであげましょう。

ソース作りにはできれば片手鍋を使う

片手鍋の方がパスタにソースを絡めやすく、フライパンに比べて余熱の調整がしやすいので、チーズが固まりにくいという利点があります。ソースはバターが入っていて焦げやすいため、中火で作りましょう。

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