ライター : とも花

料理家 / レシピライター

乾燥パスタを水に浸すだけ。水漬けパスタの作り方

Photo by とも花

乾燥パスタを水に浸してから調理をすると、いつもとは違う仕上がりが楽しめると話題の「水漬けパスタ」。パスタに水を含ませることでどのようなメリットが生まれるのでしょうか?

水漬けパスタのメリット

  1. 生パスタのようなもちもち食感を楽しめる
  2. ゆで時間が短縮できる
  3. 光熱費の節約にもなる
まずあげられるのは、手軽に生パスタのようなもちもち食感を楽しめること。中心部に歯ごたえを残したアルデンテとはまた違った魅力があります。

ゆで時間がぐっと短縮できるのも大きなメリット。水に浸しておくのにある程度の時間は必要ですが、実際に調理するときにはあっという間に火が通ります。加熱時間が短くて済むので光熱費の節約にもつながりますよ。

用意するもの

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・パスタ
・水
・パスタが入る容器

手順

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パスタを入れた容器に水を注ぎ入れます。パスタがそのまま入るサイズの容器がない場合はパスタをふたつ折りにして入れてもOK。水の量はパスタの重量の3倍程度が適量です。

漬ける時間は3時間からひと晩くらい。長時間漬け置く場合は、傷むのを防ぐためラップをかけて冷蔵庫に入れてください。

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ひと晩水漬けしたパスタの様子がこちら。パスタを箸で持ち上げてみて、折れることなくしなやかな状態になっていれば水漬けの完了です。

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調理をする前にはザルにあげて、しっかり水気を切るのがおいしく仕上げるポイントです。

電子レンジ対応容器を使うのも便利

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電子レンジ対応容器に入れて作る方法もおすすめ。水漬けが完了したら一度水を入れ替えれば、そのまま加熱できるので便利です。加熱時間はパッケージに記載されている時間の8割程度が目安となります。
※お使いの電子レンジやオーブンによって加熱時間は異なります。最悪の場合発火のおそれもあるため、必ず様子を見ながら調整してください。

失敗しやすい? 考えられる原因

漬け込み時間が短い

漬け込み時間が短いとパスタの中心まで水分が行き届きません。麺の外側に近い部分と中心部がバランスよくゆであがらず、外側がやわらかくなり過ぎたり硬い芯が残ったりします。

水の量が少ない

パスタを漬け込む水の量が少ないと、漬け込んでいる間に表面に麺が露出してしまうことも。水分が吸えていないパスタと充分に水分を含んだパスタが混在していると、ゆであがりの状態がまちまちになってしまいます。

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