ワーファリンの効き目を弱めるおそれ

ブロッコリーにはビタミンKが含まれます。血液を固まりにくくする薬(ワーファリン)の服用中にビタミンKを多く含む食品を摂り過ぎると効き目を弱めてしまうおそれがあるので、大量摂取は避けましょう。

ビタミンKはブロッコリー以外の食品にも含まれるので、主治医に相談しつつ調整してください。(※1,9)

【Q&A】ブロッコリーの食べ過ぎの目安は?

A:ブロッコリーの摂取目安量は特に決められていません。比較的大きめの生のブロッコリーで1株相当量を摂取すると、食物繊維の目標量(20~30代女性で一日18g以上)を満たせます。

食事においてはバランスのいい食事が基本です。ブロッコリーをほかの野菜と組み合わせつつ、野菜は一日350g以上摂ることを目指しましょう。(※1,2,10,11)

【Q&A】ブロッコリーのカロリーは高い?

A:ホウレンソウやキャベツなどほかの野菜と比べると高めです。一方、鳥や豚などの肉類や米と比べると大幅に低いです。

ブロッコリーのカロリーは生の状態の100gあたり37kcalなので、通常量を食べる分にはカロリーの摂り過ぎになる心配はいらないでしょう。(※1,12,13,14,15,16)

【Q&A】ブロッコリーはダイエット中に食べても良い?

A:ブロッコリーは低カロリー・低脂質なので、ダイエット中にも取り入れやすい食材です。

またブロッコリーには食物繊維が豊富に含まれます。食物繊維は食後血糖値の上昇をゆるやかにしたり脂質の排出を助けたり、満腹感を持続させてくれたりと、ダイエット中に嬉しいはたらきをしてくれますよ。(※1,17)

【Q&A】ブロッコリーを毎日食べても大丈夫?

A:ブロッコリーを毎日食べない方がいいというデータはありません。

ただし血液を固まりにくくする薬(ワーファリン)を服用中の場合はビタミンKの摂取に注意が必要なので、主治医に相談しつつ食べ過ぎは避けましょう。(※1,9)

【Q&A】ブロッコリーにはどんな栄養や効果がある?

A:ブロッコリーは食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含みます。

ブロッコリーに含まれるβ-カロテンは、老化の促進やさまざまな病気の要因となる「活性酸素」を体から取り除くはたらきがあります。また食物繊維が便秘対策に役立つほか、葉酸や鉄も含むことから貧血対策として作用します。(※1,18)
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