ライター : 発酵・フードデコレーターRisa

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凍ったまま調理でもおいしい!豚こまとれんこんの甘酢炒め

Photo by 発酵・フードデコレーターRisa

調理時間 10
こんにちは。
発酵を切り口に、食生活と心を彩る発酵・フードデコレーターRisa です。

みなさん、お肉の冷凍ストックはしていますか?
我が家では、お得な大容量パックを購入して小分け冷凍したり、お得な見切り品のお肉を冷凍保存したりしています。

「冷凍庫がある時代に生まれて良かった!」と思う毎日ですが、時間に追われながらの調理で“解凍する”手間って結構ストレスに感じませんか?
「ああ、お肉の解凍忘れてた…!」「レンジで解凍すると解凍がうまくいかない!」なんてこと、よくありますよね。
実は、おいしく調理するコツさえ知っていれば解凍はいりません。

今回は、冷凍豚こま肉をそのまま調理できる時短レシピをご紹介します。
黒酢でコクとほのかな酸味をプラス。甘辛味でご飯が進む、旬のれんこんと豚こまの甘酢炒めです。酸味をより効かせたい方は、黒酢の代わりに穀物酢などお好みのお酢を使ってくださいね。

材料(2人分)

コツ・ポイント

  1. 豚肉は表面に焼き目を付けることで旨味を作ります。旨味を外に逃さないよう、触りすぎに注意しましょう。
  2. 片栗粉は調味液に混ぜ込むとダマにならずに仕上がります。
  3. 黒酢を使うとコク深く、きりっとメリハリのある味わいになります。穀物酢などを代用すると、より酸味の効いたスッキリとした味わいに仕上がります。
  4. 最後に醤油を回しかけて香りを立たせ、風味よく仕上げます。

下ごしらえ

・レンコンは皮をむき、5ミリ厚ほどのいちょう切りにしておきます。水さらしはしなくても大丈夫です。

作り方

1.豚肉を凍ったまま焼く

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フライパンに凍ったままの豚こま肉を入れ、油を回しかけて中火~強火で焼きます。 このとき、しっかり焼き目が付くまでお肉に触りません!ここで付けた焼き目が旨味に変わるため、旨味を逃さないよう触りすぎないのがポイントです。(ただし、黒こげにならないように注意してください。)

2.しめじ、れんこんを加えて蒸し焼きにする

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豚肉に焼き目が付いたらひっくり返します。 豚肉がまだ凍って固まっていても、ほぐさずそのままにしてください。

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しめじとれんこんを豚肉の上に広げ、フタをして2分ほど蒸し焼きにします。 しめじとれんこんに焼き目が付いても、おそれず放置してください。 蒸し焼きにしている間に(a)の調味料を合わせておきます。

3.肉をほぐす

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フタを開けて具材を炒め合わせながら、ここで初めて豚肉をほぐします。 生焼けの部分が外に出るようにほぐしましょう。

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再びフタをして1分ほど蒸し焼きにします。

4.調味液を入れる

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(a)をよく混ぜて、フライパンに回し入れます。

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全体がよく混ざるようにかき混ぜます。

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最後に、フライパンの鍋肌からしょうゆを回しかけます。 香りが立ったところで全体をよく炒め合わせて完成です。 お好みで炒りごまをたっぷりかけてお召し上がりください。
さて、今回は冷凍ストックの豚肉をそのまま使ってもおいしく仕上がるレシピをご紹介しました。
はじめに焼き目をしっかり付けて旨味を作ること、凍った部分は無理にほぐさず蒸し焼きにすること、この2つがポイントになります。

れんこん、しめじの他にも玉ねぎ、にんじん、ピーマン、なす、長芋など、どんな野菜でもおいしく作れます。しめじ以外にもお好きなきのこ類でアレンジしてみてください。

これでもう、解凍時間を逆算して献立を考えなくても大丈夫!冷凍ストックをがんがん活用していきましょう。
私のInstagramでは、醤油麹や塩麹のレシピや使い方をたくさんご紹介しているので、使い方に困ったらのぞいてみてください。
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