ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

れんこんを日持ちさせたいなら冷凍保存がおすすめ!

Photo by 稲吉永恵

れんこんはを冷蔵保存すると長くても1週間程度と日持ちしません。傷みやすいうえ変色したり乾燥したりしがちなので、冷凍保存をうまく活用するのがおすすめですよ。この記事では、野菜ソムリエがれんこんの冷凍保存方法を徹底解説します。冷凍れんこんは使い勝手もよいのでぜひ試してみてください。

れんこん保存のポイント

  1. すぐに使うなら冷蔵保存する
  2. 冷凍する場合、調理法で保存方法を変える
  3. 変色防止のために水(または酢水)に浸ける
れんこんの冷蔵保存方法はこちら▼

【縦割り】れんこんの冷凍保存方法(保存期間約1ヶ月)

れんこんをどう調理するか決まってないときは、生のまま縦割りにして保存しておく方法がおすすめです。少し常温においておけばカットできるようになり、薄切りにしてきんぴらにしたり半月切りにして煮物に入れたりすりおろしたりもできます。手間もかかりませんよ。

保存方法

Photo by 稲吉永恵

れんこんはたわしでよく洗い、皮をむきます。

Photo by 稲吉永恵

縦にカットします。

Photo by 稲吉永恵

変色防止のため水または酢水(水400ccに対して酢小さじ1杯程度)に1〜2分さらします。酢水にさらすと加熱してもほくほくになりません。煮物でほっくりとした食感を味わいたい場合は水にさらしましょう。

Photo by 稲吉永恵

キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

Photo by 稲吉永恵

ラップで包んでからフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて封をし冷凍庫に入れます。

保存期間

冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。

解凍方法

Photo by 稲吉永恵

使うときは、冷凍庫から出して常温に3分ほどおくとカットできるようになります。きんぴらやサラダにするなら薄切り、煮物なら半月切りや乱切りなどにし、完全解凍せず加熱調理しましょう。凍ったまますりおろしてれんこんまんじゅうを作ることもできますよ。

保存するときのコツ

  1. 水または酢水にさらす
  2. 水分をきれいに拭き取る
  3. 空気に触れないようにラップでぴったり包みフリーザーバッグに入れる

【カット】れんこんの冷凍保存方法(保存期間約1ヶ月)

煮物やはさみ揚げ、きんぴらなど用途が決まっている場合はカットして冷凍すると、切る手間やアク抜きが省けて時短調理が可能です。変色しないように水や酢水にさらし、水分をしっかり拭いてから冷凍しましょう。れんこんはくっつきやすいので、使う分量ずつ冷凍するのがおすすめです。

編集部のおすすめ