キムチは体にいい？その効果を管理栄養士が解説！おすすめレシピもご紹介 (4ページ目)

【Q＆A】キムチには疲労回復の効果がある？

A：キムチには疲労回復をサポートする栄養素が含まれています。

キムチに含まれるビタミンB1は糖を、B2は糖・脂質・たんぱく質をエネルギーに変換するのにはたらくビタミンです。ビタミンB1、B2が不足するとエネルギー不足になり、疲れを感じやすくなります。また、カプサイシンの血行促進作用により老廃物が排出されやすくなるため、疲れがたまりにくくなりますよ。（※2,4,8,9）

【Q＆A】キムチは免疫力アップに効果がある？

A：キムチに含まれるβ-カロテンやビタミンCには、免疫を高める作用があります。

ビタミンCには、風邪をひきにくくする作用があることがわかっています。また腸管免疫のはたらきを低下させないためにも、腸内環境を整えることが大切。腸内環境を整えるために、乳酸菌を増やす食物繊維といった栄養素を摂るのもおすすめです。（※2,6,10,12,19）

【Q＆A】キムチはダイエットに効果がある？

A：キムチに含まれるカプサイシンには、脂肪の燃焼を助けるはたらきがあります。

脂肪を燃焼させることで、体脂肪がたまりにくくなるといわれていますよ。またカプサイシンには、脂肪エネルギーから熱を産生する「褐色脂肪組織」を活性化する作用も。このふたつのはたらきにより、ダイエット対策に役立ちます。（※4,20）

キムチ 1食分のカロリー・糖質量｜ダイエット中に食べるコツも

ピリ辛味でごはんが進んでしまうキムチ。そのカロリー、意識していますか？野菜の漬物だからと油断せずに、キムチの栄養やカロリーについて詳しくチェックしておきましょう。ダイエット中に食べるポイントも管理栄養士がご紹介します。

【Q＆A】キムチは肌にいい？

A：キムチには腸内環境を整える乳酸菌や、紫外線対策に役立つビタミンCが含まれており、肌の健康をサポートするはたらきが期待できます。

腸内環境が悪いと肌トラブルを起こしやすくなります。腸内環境を整えるためには、腸内の善玉菌を増やすことがポイント。キムチは、乳酸菌（善玉菌）が豊富なうえ、善玉菌の餌になる食物繊維も含んでいます。またビタミンCが豊富なので、コラーゲン生成や紫外線によるシミ対策に役立ちますよ。（※2,3,10,11）