キムチは体にいい？その効果を管理栄養士が解説！おすすめレシピもご紹介 (2ページ目)

キムチに含まれるビタミンCは、メラニン色素の沈着を抑えるので、紫外線によるシミ対策になります。ビタミンCには、コラーゲンの合成を助けるはたらきがあるため、肌の健康を保つのに役立つことも。また乳酸菌や食物繊維によって、腸内環境が整えられると肌の健康につながります。（※2,10,11）

β-カロテンやビタミンCには、抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑えたり取り除いたりします。活性酸素は、体内で細胞伝達物質や免疫機能として役立っている反面、過剰に発生すると細胞を傷つけます。キムチには、β-カロテンやビタミンCが含まれていて、老化対策になりますよ。（※2,10,12,13）

体の中からキレイに。真似するだけの「腸活」一週間レシピを管理栄養士が紹介！

腸活に挑戦したい方に向けて、月曜から日曜の晩ごはんの献立をお届けします。そのまま真似するだけで、腸内環境を整えられる食事が作れますよ。腸活に役立つ発酵食品や食物繊維がたっぷり摂れる、おすすめレシピを管理栄養士が紹介します。

キムチの効果を活かすおすすめの食べ方

キムチは生のまま食べるだけでなく、鍋物や炒め物などでもおいしく食べられます。しかし乳酸菌やビタミンCの作用を効率よく取り入れたいのなら、加熱せず生のまま食べましょう。というのも、乳酸菌やビタミンCは、熱に弱いため加熱調理をすると減少してしまうからです。（※1,10）

キムチには、抗酸化作用があるβ-カロテンや血液凝固に関与するビタミンKが含まれています。これらは脂溶性ビタミンで、油と一緒に摂ると吸収率があがります。生のキムチに、えごま油やオリーブオイルなどをかけて食べるのがおすすめ。油はカロリーが高いので、かけ過ぎに注意しましょう。（※2,12,14）

腸内環境を整えるには、乳酸菌のような善玉菌を多く含む食品を食べることが大切です。特に夕食時に食べるのがおすすめ。なぜならば一日のなかでもっとも腸が活性化するのは、起床から15～19時間後だからです。腸が活性化する時間を狙って善玉菌を増やし、腸内環境を整えましょう。（※11）

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