1位 春キャベツ(50票)

Photo by peredniankina

3〜5月頃に収穫される春キャベツは、葉がやわらかくてみずみずしく、ふんわりとした巻きが特徴。えぐみがほとんどないため、サラダや浅漬け、ナムルなどの生食に適しています。

加熱調理してもおいしく、回鍋肉や春巻きなどさまざまな料理に大活躍。スープやシチューなどの汁物にするのもおすすめです。

細切りにして豚肉で巻いたり、ひき肉と合わせてつくねにしたりと、活用方法は無限大。パスタの具材にしてもおいしくいただけますよ。

6位~10位のランキング結果

ここからは6位から10位に選ばれた春野菜を、続けて紹介していきます。

6位 スナップエンドウ(37票)

Photo by 稲吉永恵

スナップエンドウはえんどう豆の一種で、グリーンピースを改良して生まれた品種。サクッとした食感から「スナックエンドウ」と呼ばれていましたが、のちに「スナップエンドウ」の名が広まり、1983年より現在の名で統一されることとなりました。

サヤごと食べられるのが特徴で、噛むほどに甘みを楽しめるのも魅力。なお輸入品が増えたため年間を通じて出回っていますが、本来の旬は3〜6月頃です。

スナップエンドウは煮る、焼く、炒める、揚げると、どんな調理法でもおいしくいただけます。色みがきれいなので、ちらし寿司の彩りにも大活躍。

7位 菜の花(31票)

Photo by ShutterStock

菜の花とは、アブラナ科アブラナ属すべての花の総称。特定の植物を指すわけではありません。

店頭で「菜の花」として売られているものは、ほとんどが食用に開発された「菜花(なばな)」という品種。特有の風味があり、ほろ苦さが持ち味です。

お浸しやからし和え、サラダとしていただくほか、天ぷらやお吸い物にしても美味。パスタの具材にしたり、卵焼きに入れたりしてもおいしく食べられますよ。

8位 セロリ(14票)

セロリは通年流通していますが、一番多く出回るのは3月頃。全収穫量の約40%を長野県が占めており、次に静岡県、福岡県と続きます。

鼻に抜けるさわやかな香り、シャキシャキとした歯触り、みずみずしい食べ心地がセロリの魅力。食材の臭みを消したり、風味をプラスしたりと、あらゆる調理シーンで役立つ野菜です。

サラダや漬物、マリネのように生食で味わうも良し、炒め物やスープにしても美味。なお茎だけでなく葉の部分も食べられるため、余すことなくいただきましょう。

9位 さやえんどう(13票)

Photo by 長曽我部 真未

さやえんどうはえんどう豆を若採りしたもので、さやごと食べられます。6位に登場したスナップエンドウと似ていますが、さやえんどうは小型でさやが薄く、スナップエンドウは肉厚でさやと実の両方を食べられるのが特徴です。

さやえんどうはシャキシャキの歯ごたえと、ほのかな甘みが持ち味。煮物や炒め物に入れたり、サラダやスープにしたりとさまざまに役立ちますよ。

卵とじや揚げ浸しにするのもイチオシ!
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