4位 スナップエンドウ(44票)

Photo by 稲吉永恵

スナップエンドウはえんどう豆の一種で、グリーンピースを改良して生まれた品種。サクッとした食感から「スナックエンドウ」と呼ばれていましたが、のちに「スナップエンドウ」の名が広まり、1983年より現在の名で統一されることとなりました。

サヤごと食べられるのが特徴で、噛むほどに甘みを楽しめるのも魅力。なお輸入品が増えたため年間を通じて出回っていますが、本来の旬は3〜6月頃です。

スナップエンドウは煮る、焼く、炒める、揚げると、どんな調理法でもおいしくいただけます。色みがきれいなので、ちらし寿司の彩りにも大活躍。

5位 春キャベツ(42票)

Photo by peredniankina

3〜5月頃に収穫される春キャベツは、葉がやわらかくてみずみずしく、ふんわりとした巻きが特徴。えぐみがほとんどないため、サラダや浅漬け、ナムルなどの生食に適しています。

加熱調理してもおいしく、回鍋肉や春巻きなどさまざまな料理に大活躍。スープやシチューなどの汁物にするのもおすすめです。

細切りにして豚肉で巻いたり、ひき肉と合わせてつくねにしたりと、活用方法は無限大。パスタの具材にしてもおいしくいただけますよ。

6位 たけのこ(41票)

Photo by とも花

たけのこは数種類ありますが、日本でもっともよく食べられているのは3〜4月頃に採れる「モウソウチク」。大型で厚みがあり、上品な味わいと適度な歯ごたえを楽しめます。

新鮮なたけのこは、シンプルに刺し身やホイル焼きでいただくのがイチオシ。バター焼き、土佐煮、たけのこごはんにするのも定番です。

ちなみにたけのこを漢字で「筍」と書くのは、一旬(10日間ほど)で竹に成長してしまうからと言われていますよ。

7位 新じゃがいも(33票)

Photo by きたやまあさみ

新じゃがいもとは、収穫後貯蔵をせずにすぐ出荷されるじゃがいものこと。通常のじゃがいもより形崩れしにくいほか、みずみずしいのが特徴です。

また皮が薄くてやや小ぶりなため、まるごと調理するのに適しています。よって、じゃがバターや煮っころがしなどにすると良いでしょう。

食べやすくカットし、フライドポテトやジャーマンポテトにしてもおいしいですよ。またコロッケにすると、しっとりやわらかな口当たりに♪

8位 セロリ(32票)

セロリは通年流通していますが、一番多く出回るのは3月頃。全収穫量の約40%を長野県が占めており、次に静岡県、福岡県と続きます。

鼻に抜けるさわやかな香り、シャキシャキとした歯触り、みずみずしい食べ心地がセロリの魅力。食材の臭みを消したり、風味をプラスしたりと、あらゆる調理シーンで役立つ野菜です。

サラダや漬物、マリネのように生食で味わうも良し、炒め物やスープにしても美味。なお茎だけでなく葉の部分も食べられるため、余すことなくいただきましょう。

9位 三つ葉(28票)

Photo by 菅 智香

三つ葉はセリ科の植物で、数少ない日本原産の野菜。その名の通り3枚の葉がついており、「糸三つ葉」「切り三つ葉」「根三つ葉」の3種類に大別できます。

ハウス栽培されているものは通年出回っていますが、山野に自生している三つ葉は3月頃から初夏にかけてが旬。これら天然物は特に香りが良く、シャキシャキとした歯触りが特徴です。

そんな三つ葉、茶碗蒸しやお吸い物の彩りとしてだけでなく、メイン食材として味わうのもおすすめ。お浸し、和え物、サラダ、ナムル、卵とじ……と、あらゆる料理に役立ちますよ。
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