4. 唐辛子と刻み昆布を加えて、8時間漬ける

白菜に塩が馴染んだら、輪切りにした唐辛子と刻み昆布を加えます。

重しをのせて、8時間ほど冷蔵室で漬けたら完成です。

昔ながらの白菜漬けより、塩分控えめの仕上がりに

昔の白菜漬けは長期保存する必要があったので、塩分濃度4%以上で作ることが多かったですが、昨今はそこまで塩辛くする必要はありませんよね。

健康を気にして塩分控えめにしたい人も多いと思います。2%くらいがおすすめですが、保存期間や好みで調整してください。

また、お好みで柚子の千切りを入れると風味が出ておいしいですよ。

白菜が使い切れない場合の注意点

白菜漬けを作るときも、すべての白菜を使い切れないことも多いはず。使い切れなかった白菜を長持ちさせるなら、調理に使用する部位を考えましょう。

カットされてある白菜は、内葉から使うことで長持ちさせることが可能。野菜は収穫後も生きており、成長を続けています。そのまま成長を続けさせると、可食部の養分や水分を成長に使い消費してしまいます。そうなると長持ちしませんし、食味も落ちてしまいます。

カット白菜は内側から使う・ひと玉は切らずに外葉から使う

白菜は成長点を壊したり、取り除くことで成長を止められます。白菜の成長点は芯の少し上側の葉にあるので、内葉から使って成長点を止めてあげることで長持ちさせることができますよ。

ただ、どうしても包丁を入れると切り口から傷んでしまうので、まるまるひと玉の白菜を購入したときは包丁でカットせずに外葉から使いましょう。

詳しくはこちら▼

これで白菜漬けの作り方は完璧!

一見簡単に思える白菜漬けですが、細かいポイントをおさえるだけで、さらにおいしく作ることができますよ。保存方法もおさえながら、漬け物作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
おすすめの記事はこちら▼

編集部のおすすめ