薬味を"ちょい足し"して、消化をサポート

1. にんにく

にんにくには、アリシンと呼ばれる成分が含まれ、ビタミンB1と結合しやすく代謝を促してくれます。(※8)またアリシンは加熱するとスコルジニンという成分へ変化し、このスコルジニンは毛細血管を拡張し、新陳代謝を活性化させる働きがあるんですよ。(※9)

2. わさび

わさびにはにんにく同様抗菌作用もあるため、お肉の臭み消しや、味付けのポイントにうってつけ。また、独特の刺激的な香りが唾液の分泌を促し(※10)、デンプンを加水分解するβ-アミラーゼという酵素が消化吸収に役立ちます。

3. おろししょうが

しょうがに含まれる辛み成分ジンゲロンには、血行を促進し、脂肪の燃焼を促す効果が期待されています。(※11)しょうがを摂取したあとに有酸素運動をすると、より効果的。運動と組み合わせて摂取するようにしましょう。

4. 大根おろし

大根に含まれる消化酵素のひとつにオキシダーゼがありますが、たんぱく質や脂質の消化を助ける働きがあります。(※12)お肉とたっぷりの大根おろしで和風テイストにしていただけば、お口の中もさっぱりしますね。

調味料の選び方に気をつける

味付けに使う調味料にも気をつけないと、お肉ダイエットの効果が期待できません。砂糖やマヨネーズ、タルタルソース、はちみつなどの高カロリーな調味料は控えてください。おすすめなのは、上記で紹介したわさびやにんにく、おろし生姜や大根おろしなど和食に使用するような調味料がいいですね。また、マスタードや七味唐辛子もいいでしょう。

食べる順番を意識する

最初は野菜から食べましょう。水分と食物繊維が含まれているのでお腹にたまり、食べすぎを防いでくれます。その次にお肉、そして一番最後に、ご飯などの炭水化物を食べましょう。炭水化物を空腹時に摂取してしまうと脂肪がつきやすくなるので、順番は大事です。
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