「伊達巻」の由来や込められた意味などを解説！おせちの定番になったワケとは？ (2ページ目)

「伊達巻」の由来や込められた意味などを解説！おせちの定番になったワケとは？

この記事では、おせち料理の定番「伊達巻」の由来や、伊達巻にこめられた願いなどを解説します。独特の渦巻き模様や名前の由来を知ると、いっそうお祝い気分が高まりますよ。フライパンで作る伊達巻レシピも、ぜひお試しくださいね。 2023年11月24日更新

縁起がいい？伊達巻にこめられた願いと意味

伊達巻の形が巻物に似ているため、学業成就の願いがこめられています。巻物は、古くは勉学に使用される書物でした。知性を象徴するものでもあるため、学問が発展するようにとの望みがこめられていますよ。

伊達巻に使う卵は、「生まれる」から転じて古くから子宝の象徴とされています。また、黄色には豊穣の意味があるため、伊達巻には子孫繁栄の願いがこめられています。

さらに、伊達巻の丸い形は、「角がない」ことから夫婦円満にもつながると考えられていますよ。

伊達巻の黄色は、お重の中でぱっと目をひきますよね。美しい色合いから、豪華さや華やかさを意味する料理としておせちに使われるようになりました。

また、前述の「伊達」にもあるように、おしゃれな雰囲気を演出するにもひと役買っています。

Photo by たまごソムリエ友加里

調理時間：20分

卵焼き用の四角いフライパンやオーブンがなくても作れる、伊達巻のレシピです。魚のすり身の代わりにはんぺんを使うことで、より手軽に。身近な調味料で作れるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

・はんぺん……100g
・卵……4個
・砂糖……大さじ2杯
・しょうゆ……小さじ1杯
・みりん……大さじ1杯
・調理酒……大さじ1杯
・はちみつ……小さじ1杯
・サラダ油……適量

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