日本の三大珍味「からすみ」とは？原料や作り方、食べ方を分かりやすく紹介 (4ページ目)

日本と違う？世界のからすみ

からすみは日本以外にも世界各国で食べられています。台湾では「烏魚子（オーヒージー）」といい、中華料理に多く用いられます。表面を軽くあぶってから薄くスライスし、おつまみとして食べることが多い点が日本に似ていますよ。

イタリアのからすみ「bottarga（ボッタルガ）」は、日本にくらべて塩分が強め。しっかり乾燥しているため、パウダー状にして料理のアクセントに使われることが多いです。

なお、台湾やイタリア産のからすみは国産のものよりも流通量が多いため、比較的安価で購入できるのも特徴です。

岐阜県には和菓子のからすみがある

出典：snapdish.co

岐阜県中津川市や恵那市などの東濃地域には、「からすみ」という和菓子があります。米粉に砂糖や黒糖、よもぎ、くるみなどを練りこんで蒸したもので、ひな祭りで子どもたちに振るまわれてきた伝統的な和菓子です。

からすみと呼ばれるようになったのは、魚卵で作るからすみが子宝の象徴とされていたことと、海から離れた地域でからすみが貴重だったことが有力な説。からすみに形を似せて作ったのが始まりとされています。

現在は、ひな祭り以外にも普段のおやつとして親しまれていて、道の駅やインターネットなどで購入できますよ。

お値段いろいろ♪ 通販で買えるからすみ3選

1. 地中海フーズ「ボッタルガムジネパウダー」

地中海フーズ

ボッタルガムジネパウダー

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パウダー状で使いやすいイタリア産のからすみ

イタリア語でからすみを意味する「ボッタルガ」。こちらは、イタリア産のからすみをパウダー状にしていて、使いやすいのが特徴です。パスタやリゾットに加えたり、カルパッチョやサラダのトッピングに使ったりするのがおすすめです。

原材料

ボラの卵巣、食塩
内容量

50g
賞味期限

冷蔵にて製造日から200日

2. 瀬戸内本からすみ「瀬戸内本からすみ 70g台」

瀬戸内本からすみ

瀬戸内本からすみ 70g台

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瀬戸内のボラ、天然塩など素材にこだわった本からすみ

兵庫県播磨灘産のボラと赤穂の天然塩で作られた本からすみです。添加物は一切使用していないので、安心して食べられますよ。卵の粒はきめ細やかで、塩加減は絶妙！しっとりとしていて強い旨みがありながら、後味はさっぱりとしていると好評ですよ。

原材料

播磨灘産・ボラの卵巣、赤穂の天然塩
内容量

70g台
賞味期限

冷蔵にて発送日から180日

3. 小野原本店「本からすみ（小）」

小野原本店

本からすみ（小）

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