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からすみの作り方
からすみ作りは、すべて手作業でおこなわれます。製造元によって大きく異なるものの、一般的には以下の流れで作られています。
まず、卵巣の臭みを消すために血抜きをしてから塩漬けにします。その後、塩抜きや油抜きなどの工程を経て、天日で1ヶ月ほど乾燥させます。天日干しの期間は、何度も裏表を返して旨みを引き出していますよ。
まず、卵巣の臭みを消すために血抜きをしてから塩漬けにします。その後、塩抜きや油抜きなどの工程を経て、天日で1ヶ月ほど乾燥させます。天日干しの期間は、何度も裏表を返して旨みを引き出していますよ。
からすみが高級な理由
からすみといえば、高級食材というイメージを抱く方は多いのではないでしょうか?実際、ボラの卵巣で作られる本からすみは100gあたり7,000~8,000円ほどするものも。
値段が高い理由は、前述の通り完成までに手間や時間がかかること。また、ボラ漁の期間が1ヶ月程度と短いうえに漁獲量が減り、希少価値が高くなっていることがあげられます。
また、本からすみはほかの魚で作るよりも味がよいことも理由です。日本のからすみ発祥の地とされている長崎県のからすみは、皇室ご成婚や即位式の饗宴で供されるほど高く評価されているんですよ。
値段が高い理由は、前述の通り完成までに手間や時間がかかること。また、ボラ漁の期間が1ヶ月程度と短いうえに漁獲量が減り、希少価値が高くなっていることがあげられます。
また、本からすみはほかの魚で作るよりも味がよいことも理由です。日本のからすみ発祥の地とされている長崎県のからすみは、皇室ご成婚や即位式の饗宴で供されるほど高く評価されているんですよ。
からすみの食べ方は?
定番は「薄くスライス」「軽く炙って」
からすみの一番シンプルな食べ方は、薄くスライスしてそのまま食べるというもの。からすみは塩味が強いので、薄く切るのがおすすめです。スライスしたものをお皿に並べるだけで、上等なおつまみになりますよ。
また、スライスしたものを網やフライパン、トースターなどで炙るのもおすすめ。香ばしさがアップし、さらにおいしくなります。
また、スライスしたものを網やフライパン、トースターなどで炙るのもおすすめ。香ばしさがアップし、さらにおいしくなります。
からすみ大根に
からすみの伝統的な食べ方のひとつに「からすみ大根」というものがあります。
薄くスライスしたからすみと大根を数枚、交互に挟んで盛り付けるひと品で、大根の水気や甘みがからすみの塩気を緩和し、食べやすくなりますよ。からすみの風味も引き立つので、ぜひ一度は試してみてほしい食べ方です。
薄くスライスしたからすみと大根を数枚、交互に挟んで盛り付けるひと品で、大根の水気や甘みがからすみの塩気を緩和し、食べやすくなりますよ。からすみの風味も引き立つので、ぜひ一度は試してみてほしい食べ方です。
お茶漬けにしてさっぱりと
お茶漬けにして楽しむ食べ方も定番です。作り方は簡単で、好みの味わいのお茶漬けを用意したら、からすみを適量のせるだけ。
からすみをのせることで見た目のグレード、味わいがグッと引き上がります。もちろん、炙ったからすみをのせるのもおすすめですよ。
からすみをのせることで見た目のグレード、味わいがグッと引き上がります。もちろん、炙ったからすみをのせるのもおすすめですよ。
リゾットやパスタに
からすみはリゾットやパスタなど、洋風の料理とも相性がいいですよ。ペペロンチーノのソースにすりおろしたからすみを入れるだけで、旨みたっぷりのひと品ができあがります。
リゾットの場合は仕上げにすりおろしたからすみを散らすだけでOK!おしゃれで上品なひと皿になりますよ。
リゾットの場合は仕上げにすりおろしたからすみを散らすだけでOK!おしゃれで上品なひと皿になりますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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