サラダや炒め物にも活用できる

からすみはサラダのトッピングや炒め物の隠し味に使うのもおすすめ。水菜やパクチーなどシンプルなサラダにふりかけるほか、ポテトサラダにトッピングしても。旨みが加わり、見た目もおしゃれになります。

また、チャーハンや野菜炒めにすりおろしたからすみを少し加えるだけで、旨み・風味がグンとアップしますよ。

からすみのおすすめレシピ4選

1. 濃厚!からすみ大根

からすみとスライス大根を組み合わせるおつまみレシピです。みずみずしい大根と塩気のあるからすみがよく合いますよ。白とべっこう色のコントラストがきれいで、おもてなしのひと品にもうってつけ。からすみは少し焦げるくらい炙るのがおすすめです。

2. 本格的な味わい。からすみのリゾット

生米から作るからすみの本格リゾット。チーズのコクとからすみの旨みがマッチしますよ。このレシピでは牡蠣を使用していますが、からすみだけでもおいしく食べられます♪ 特別な日に作ってほしいひと品です。

3. 定番の味。からすみのペペロンチーノ

からすみをパスタにプラスするとリッチな味わいに大変身。からすみの風味を活かすために、シンプルなペペロンチーノでいただきましょう。レシピではからすみパウダーを使用していますが、すりおろしてもOK。ワインが合うおもてなしにもぴったりのひと品です。

4. パウダーをひと振り。あおさとからすみのクリームパスタ

磯の香りとからすみの塩味が好相性のクリームパスタはいかがでしょうか?生クリームや昆布茶にからすみパウダーを混ぜることで、濃厚な味わいに仕上がります。ソースを準備しておけば、あとは混ぜるだけでOKの手軽さも魅力ですね。

岐阜県には和菓子のからすみがある

岐阜県中津川市や恵那市などの東濃地域には、「からすみ」という和菓子があります。米粉に砂糖や黒糖、よもぎ、くるみなどを練りこんで蒸したもので、ひな祭りで子どもたちに振るまわれてきた伝統的な和菓子です。

からすみと呼ばれるようになったのは、魚卵で作るからすみが子宝の象徴とされていたことと、海から離れた地域でからすみが貴重だったことが有力な説。からすみに形を似せて作ったのが始まりとされています。

現在は、ひな祭り以外にも普段のおやつとして親しまれていて、道の駅やインターネットなどで購入できますよ。
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