
ライター : ヤマモトマコ
製菓衛生士・現役パティシエール
パティシエールとして菓子作りや商品開発に従事しています。数年前に一念発起し進学した大学院で、自分の考えや知識をシェアする大切さを実感。その後ライター業を開始しました。現役パ…もっとみる
スペイン生まれのデザート「カタラーナ」とは
カタラーナ(クレマ・カタラーナ)とは、地中海に面するスペイン・カタルーニャ地方由来のお菓子のことで、その名の通りカタルーニャ風(カタラーナ)クリームという意味です。お菓子の発祥自体はイタリアとも言われており、クレームブリュレのように表面をカリカリにキャラメリゼしていただきます。
クレームブリュレは生クリームを使用し、濃厚なプリンのように仕上げます。そのため、小麦粉やコンスターチなどのつなぎとなる粉類は使用しません。一方、カタラーナはカスタードクリームと同じ要領で作るクリームを、器に流して冷やしていただきます。
レモンやオレンジなど柑橘類の皮と、シナモンで香り付けするクリームは香りも抜群。素朴でありながら味わい深いデザートです。
クレームブリュレは生クリームを使用し、濃厚なプリンのように仕上げます。そのため、小麦粉やコンスターチなどのつなぎとなる粉類は使用しません。一方、カタラーナはカスタードクリームと同じ要領で作るクリームを、器に流して冷やしていただきます。
レモンやオレンジなど柑橘類の皮と、シナモンで香り付けするクリームは香りも抜群。素朴でありながら味わい深いデザートです。
プロが伝授!簡単本格カタラーナのレシピ
調理時間:30分(冷蔵庫で冷やす時間は含めません)
保存期間:冷蔵で2日、冷凍で2週間程度
レモンとシナモン香るなめらかなクリームと、カリカリのキャラメルのコントラストが楽しいカタラーナ。本格的なレシピと作り方のコツを現役パティシエールがご紹介します。本場スペインやイタリアで楽しまれているような味や食感、そして香りも楽しめますよ。
カスタードクリーム作りの手順やコツを応用して作れるので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
保存期間:冷蔵で2日、冷凍で2週間程度
レモンとシナモン香るなめらかなクリームと、カリカリのキャラメルのコントラストが楽しいカタラーナ。本格的なレシピと作り方のコツを現役パティシエールがご紹介します。本場スペインやイタリアで楽しまれているような味や食感、そして香りも楽しめますよ。
カスタードクリーム作りの手順やコツを応用して作れるので、気軽にチャレンジしてみてくださいね。
材料(3~4人分)
・卵黄……3個
・牛乳……300cc
・グラニュー糖……40g
・コンスターチ……10g
・シナモンスティック……2分の1本
・レモンの皮(オレンジの皮でも可)……2分の1個分
別途キャラメリゼ用のグラニュー糖(カソナードでも可)
・牛乳……300cc
・グラニュー糖……40g
・コンスターチ……10g
・シナモンスティック……2分の1本
・レモンの皮(オレンジの皮でも可)……2分の1個分
別途キャラメリゼ用のグラニュー糖(カソナードでも可)
作り方
1. 牛乳にレモンの皮、シナモンスティックで香り付けする
鍋に牛乳、レモンの皮、シナモンスティックを入れ、沸騰直前まで加熱します。
沸騰直前まで温めたら、蓋をして10分程度蒸らします。
2. 卵黄、グラニュー糖、コンスターチを混ぜる
卵黄、グラニュー糖をすり混ぜ、さらにコンスターチを加えてホイッパーでダマがなくなるまで混ぜます。コンスターチは振るわなくて大丈夫です。
3. 牛乳を卵液に加える
蒸らして香り付けした牛乳を再び沸騰直前まで温め、ボウルに2~3回に分けて加えホイッパーで混ぜます。あとで濾すので、レモンの皮やシナモンスティックは取り除かなくでも大丈夫です。
カタラーナ液を鍋に濾し入れます。