ゴーヤ

沖縄料理で定番のゴーヤも夏バテからの回復にぴったりな食べもの。ビタミンC、ビタミンB1、β-カロテン、カリウムといった夏バテ中に摂りたいビタミンやミネラルが豊富です。苦み成分である「モモルデシン」は胃粘膜を保護したり、胃液分泌を促したりして弱った胃を守る役割があります。

一般的にビタミンCは熱に弱いですが、ゴーヤのビタミンCは熱にも強いのが特徴。豚肉や豆腐、たっぷりの野菜と一緒にチャンプルーにしてはいかがでしょう。(※20)

トマト

「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養豊富な夏野菜。トマトに多く含まれるβ-カロテンやリコピンは、夏バテの症状を引き起こす原因である活性酸素を取り除く作用があり、加熱することで吸収率がアップしますよ。

トマトは水分が多く、身体を冷やすはたらきがあります。暑さで身体が熱っぽいときは、生で食べるのがおすすめです。体の調子に合わせて、上手に取り入れてくださいね。(※3,21)

コンビニで買える夏バテに効く食事例

食事例

  1. 豚しゃぶパスタサラダ+フルーツヨーグルト
  2. いなり寿司+餃子スープ
  3. とろろそば+茶碗蒸し
夏バテで料理をする気力もない……。そんなときはコンビニのごはんを活用してみてはいかがでしょう。

パスタサラダの豚肉には、夏バテ対策に役立つビタミンB1が豊富。フルーツヨーグルトを合わせることで、ミネラルやビタミンも補えます。

また、食欲がないときには巻き寿司やいなり寿司もおすすめ。酢飯に使われている酢には、食欲増進作用があります。餃子スープや豚汁など、肉や野菜がたっぷり入った具沢山な汁物を合わせ、いなり寿司に不足している栄養を補いましょう。

単品で食べるのではなく、いくつかのメニューを組み合わせ、栄養が偏らないようにするのがポイントです。(※2,5,22)

夏バテ中におすすめのレシピ5選

1. レンジでパパっと簡単!なすと枝豆のキーマカレー

Photo by macaroni

暑くて火を使いたくないけど、夏バテから回復する栄養をしっかり摂りたい!というときにおすすめのキーマカレーです。ごはんにひき肉のたんぱく質、たっぷりの野菜でビタミン・ミネラルと栄養バランスがひと皿でそろいます。スパイシーなカレーのにおいで、食欲アップも期待できます♪(※2,17)

2. 胃腸にやさしく。鶏手羽元おかゆの豆苗だれトッピング

鶏肉の旨みが詰まったおかゆは、冷えた身体を芯から温めてくれます。やわらかくなったごはんは消化がよく、胃腸に負担をかけずに栄養を摂れるのがポイントです。オイスターソースでコクを出す、豆苗だれがアクセント。圧力鍋を使うので簡単にできますよ。(※16)

3. スタミナ満点!たっぷり夏野菜のコクみそチャンプルー

Photo by macaroni

たっぷりの野菜も炒めることでかさが減り、生のままよりたくさん食べることができます。下処理をするとゴーヤの苦みも和らぎ、苦手な方もチャレンジしやすくなりますよ。エネルギー代謝に必要なビタミンB1が豊富な豚肉と、吸収を高めてくれるにんにくのタッグで、しっかりスタミナをつけていきましょう!(※3)
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