5. 使いやすい大きさに切る

Photo by 稲吉永恵

使う料理に合わせた大きさに切ります。煮物やあんかけに使う場合は、角切りがおすすめですよ。1/4にカットした冬瓜を4cm幅に切ってから、3〜4cm角の角切りにしましょう。

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炒め物にしたり汁物の具材にしたりする場合は、薄切りが食べやすいです。1/4にカットした冬瓜を縦に3〜4等分してから、8mm程度の幅に切りましょう。

コツ・ポイント

料理によって皮のむき方を変える

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冬瓜は形が丸いうえ皮は硬いです。切るときに、すべらせて手を切らないように注意してくださいね。冬瓜は、皮を厚めにむくと味がしっかり染み込みます。

一方で、冬瓜の緑色を活かした翡翠煮(ひすいに)のような料理に使う場合は、皮を薄めにむくのがポイント。色がきれいに仕上がります。料理によって皮のむき方を変えるとよいですよ。

きれいに仕上げるには包丁を使って

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冬瓜には、種とわたが詰まっています。スプーンで取り除いてもよいですが、硬くてむずかしい場合やきれいな断面に仕上げたい場合は、包丁を使いましょう。使いやすい大きさにカットしてから種とわたの部分を包丁で切ると、とても簡単です。

切り方は、料理によって変える

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冬瓜の大きさや厚みは、料理によって変えます。煮物やあんかけにするときは角切りに、汁物や炒め物に使う場合は薄切りやサイコロ状にカットしましょう。

冬瓜は、加熱するとやわらかくなり、煮崩れるおそれがあります。あまり小さく切り過ぎないのがポイント。煮物にする場合は、煮崩れを防ぐために面取りをするのがおすすめです。

青臭さを和らげたいときは下ゆでがおすすめ!

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冬瓜はそのまま調理してもおいしいですが、下ゆでをしておくと、特有の青臭さが和らぎ、料理の味が染み込みやすくなります。特に煮物やあんかけにする場合は、下ゆでしておくとおいしく仕上がりますよ。

下ゆでの方法はとても簡単。たっぷりのお湯を沸かしてから、使いやすい大きさにカットした冬瓜を4〜5分ほどゆでます。お湯からあげたら、冷水に浸して冷まし、加熱し過ぎないように注意してくださいね。

冬瓜の保存方法は?

切る前に丸ごと保存する場合

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丸ごとの冬瓜は、風通しのよい15度程度の冷暗所に保存すれば日持ちします。冷暗所を確保するのがむずかしい場合は、冷蔵庫で保存するのがおすすめ。冷蔵保存は、乾燥しやすいため、丸ごとラップに包むか新聞紙に包んでからポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。2〜3ヶ月保存可能です

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