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冬瓜ってどんな野菜?
7月から9月に旬を迎える冬瓜。その名前から冬の野菜のように見えますが、丸のまま冷暗所に保存しておけば冬まで持つことから、「冬瓜」と名付けられました。
冬瓜は、みずみずしくさっぱりとした味わいで、煮物やあんかけ、炒め物、サラダなどあらゆる料理で楽しめます。ただ、冬瓜には硬い皮と特有の青臭さがあるため、下ごしらえが必須。適切な下ごしらえをおこなって、おいしくいただきましょう。
冬瓜は、みずみずしくさっぱりとした味わいで、煮物やあんかけ、炒め物、サラダなどあらゆる料理で楽しめます。ただ、冬瓜には硬い皮と特有の青臭さがあるため、下ごしらえが必須。適切な下ごしらえをおこなって、おいしくいただきましょう。
冬瓜の栄養素についてはこちら▼
冬瓜を下ごしらえする際のポイント
- 切り方は料理によって変える
- 皮の厚みはお好みで変える
- 下ゆですることで味が染み込みやすくなる
- 煮崩れを防ぐために、加熱し過ぎないこと
冬瓜の下ごしらえ方法
1. 皮をむく
薄めにむく方法
冬瓜は、翡翠煮(ひすいに)のような緑色を活かした料理に使う場合、皮を薄めにむくことできれいな色に仕上がります。冬瓜を4等分してから種とわたを外して、ピーラーで皮をむきましょう。ピーラーを使うと、濃い緑色の硬い皮の部分だけ取り除けますよ。滑りやすいので、注意してくださいね。
厚めにむく方法
冬瓜の皮は硬く冬瓜特有の青臭さを感じることもあるため、気になる方は厚めにむいてもかまいません。また、煮物やあんかけなどの料理に使うときは、厚めにむくのがおすすめ。味がしっかり染み込みますよ。
厚めに皮をむくときは、包丁を使います。食べやすい大きさに切り分けてからむきましょう。皮が硬いので、包丁で手を切らないように気をつけてくださいね。
厚めに皮をむくときは、包丁を使います。食べやすい大きさに切り分けてからむきましょう。皮が硬いので、包丁で手を切らないように気をつけてくださいね。
2. 冬瓜を切る
冬瓜は、煮物や炒め物、サラダや和え物などさまざまな料理に活用できます。その料理に応じて、切り方を変えるとおいしく仕上がりますよ。煮物やあんかけの場合は、じゅわ〜っととろけるような食感を楽しむためにも大きめの角切りにします。煮物は面取りすると、煮崩れしにくくなりますよ。
炒め物や汁物の具材に入れるときは、いちょう切りや薄切り、ひと口大の大きさにカットするのがおすすめ。炒めたあと、ほどよい食感が残るように厚めにカットするのがポイント。
サラダや和え物にする場合は、薄切りにしてサッとゆでます。シャキシャキとよい歯ごたえを楽しめるように切るとよいですね。
炒め物や汁物の具材に入れるときは、いちょう切りや薄切り、ひと口大の大きさにカットするのがおすすめ。炒めたあと、ほどよい食感が残るように厚めにカットするのがポイント。
サラダや和え物にする場合は、薄切りにしてサッとゆでます。シャキシャキとよい歯ごたえを楽しめるように切るとよいですね。
3. ゆでる
冬瓜は煮物やあんかけにする場合、下ゆでをしておくのがポイント。特有の青臭さが和らぎ、料理の味が染み込みやすくなりますよ。下ゆでするときは、たっぷりのお湯を沸かして、角切りの冬瓜を4〜5分ほどゆでます。お湯からあげたら、冷水に浸して冷まし、火が通り過ぎないようにしましょう。
サラダや和え物などに使う薄切りの冬瓜は、サッとゆでひと煮立ちしたところでお湯からあげます。冬瓜の歯ごたえが残る程度のゆでるのがコツですよ。
サラダや和え物などに使う薄切りの冬瓜は、サッとゆでひと煮立ちしたところでお湯からあげます。冬瓜の歯ごたえが残る程度のゆでるのがコツですよ。
電子レンジで下ごしらえする方法
冬瓜は、電子レンジで下ごしらえすることも可能です。耐熱容器に使いやすい大きさにカットした冬瓜を入れてラップをします。電子レンジ600Wで4分程度加熱してください。お湯を沸かす手間が省けて便利ですよ。
下ごしらえした冬瓜の保存方法
冷蔵する場合の方法と期間
冬瓜は一旦カットしたらあまり日持ちしません。切り口から傷んでくるため、1/4サイズにカットしてから種とわたをスプーンで取り除き、皮はむかずに冷蔵保存しましょう。キッチンペーパーで包んでからラップでぴったりと包み、冷蔵庫の野菜室に入れます。5日程度保存可能ですが、なるべく早めに使い切るのがおすすめ。